
先週学校でヘルス&セーフティの講習があり、私達にとってもありがたい情報を得る事が出来たのでここで紹介しますね。

ニュージーランドで旅行・労働もしくは留学中万が一怪我をしてしまった場合、保険会社とは別にこの治療費に補助金を出してくれる団体があるのです。その名もACC(Accident Compensation Corporation ・日本語では事故保障委員会というようです)
この団体は主にニュージーランドにおける安全環境の向上のために、学校・会社・工場・家庭や道路に至るまで幅広くそのノウハウを提供しており、私達のクラスでも人事管理の勉強をするにあたって切っても切れないスタッフの為の安全管理を学ぶということで、ACCから講師を招いて2日間にわたりレクチャーを受けました。

ここで学んだのが、人はどこにいても危険と隣りあわせだということ。
環境にもよりますが、常に7種類の危険(ハザード)について対策を考える必要があるそうです。
1.薬物(使い方)
2.人の態度(攻撃的な状態など)
3.仕事のプロセス(無理がないかなど)
4.労働環境(適温かなど)
5.作業内容(重い物を運ぶ)
6.物理的な環境(床に油がないかなど)
7.その他あらゆる事件
この講師がとっても熱心な方で、3時間ぶっ通しで早口でバーーッと話してくれちゃってもう皆フラフラになってしまいました。私なんぞは早すぎる英語に頭が追いつけずぼけーっとなっちゃってる時に抜き打ちテストで
「7つのハザードの1つを挙げてみて!」
と先生にいきなり当てられ(ハザード・・バイオハザード?)とか考えてたり・・・。

んー。私には結構ハードでした。

でもそのおかげで、後日校内の安全管理チェック実習の際メンバー全員が厳しい目で見つけ出したハザードついて自然とグループディスカッション始めたりして、皆もすっかり熱が入った様子。

個人的には実家の近所がひったくり多発エリアなこともあり、もともと“気を抜けない”という気持ちで出かけたりしていました。それもハザードの一つですよね。ニュージーランドにいても同じ事が言えると思います。
ありとあらゆる危険を回避しながら、楽しく生きましょう!



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(Miya)