
忙しい12月はなぜか周りの友達が揃って辛いときを迎え、今回その理由を見つけた気がしました。それは衣・食・住!



『マズローの欲求段階説』をご存知でしょうか。

@生理的欲求(衣食住)→A安全の欲求→B社会的欲求(グループに入るなど)→C自我の欲求→D自己実現の欲求(あるべき自分へ)
@が満たされたらAを欲し、Aが満たされたら今度はBへ・・・と人の精神的成長の過程を表したものです。英語の授業でこれを習った時には脳がホリデーに入ってしまいました。

私たちが生まれておとなになるまで@とAは初めから用意されていて、例えば『ワーホリ行き』を考えるのはCやDから?で、いざ海外に出てみると今度は『住む家がない!』で@からスタートすることがあるんです。

これが『契約期間が切れる』という理由で新しい家を探すときには結構なエネルギーを使います。時期によっては募集が少なく、さらに仕事も学校もビザで同じ場所では3ヶ月までなどの期限がついていることから、それも併せて探すこともあります。
そうなると1週間後に自分がどこで何をしているのか予測がつかない時期が出てくる時もあるのです。(気ままな旅行中を除く)
ある程度の安定を感じた生活から、1からスタートする生活へ。そういう時私たちは日本での生活とのギャップを感じます。

日本にいても楽じゃない時たくさんありますよね。
社会人として私が思いつくのは『結婚』『転職』『手に職』などなど。
でも住む場所+生活費のダブルパンチはついて来なかったなぁと思うのです。私たちが感じる、ストレスがドカン!とやって来る時ってだいたいこの衣食住が欠けている時。

でも不思議とそれまでの努力は報われるようになっているみたいです。

理由は分からないんですけど、すっごくすっごく困ってあちこち探し回って疲れて「もうだめ!」ってなっていきなり面接受けた会社から電話がきたり、疎遠になっていた友達がフラットの情報くれたり、売りに出していても全く反応のなかった家具に買い手がついたり・・・。

同じ日に全ての連絡が来る時があるんですよ。面白いですよね、こういうのって。だから悩み事が続いても「これは解決する!」っていう自信っていうのも変ですけどそんな何かを思わせてくれる、海外生活を続けちゃう自分がいます。そこに話を聞いてくれる友達の存在も不可欠です。
おいおいそんなに辛くないよ!と思われた方もいらっしゃると思います。Miyaと友達の話でした


マズローって、誰ですか、という方。
衣食住は満たされています、という方。
ワーホリに行こうと思っています、という方。
自己実現の最中です、という方。
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(Miya)