
オークランドは、先日の雨で






さてさて、今週もあっという間に、週末が近づいてきて、時の早さにびっくりしてしまいますが

こちらのテキストは、日本語の文法以外に日本の文化なども紹介されており
”日本語を勉強すると、もれなく文化の理解もできちゃう お得なテキスト”
といった感じ。
例えば ”屋根上の鯉のぼりがシンボルの こどもの日”
”こどもの日に掲げる鯉のぼりは、いつ?”
”5月5日”
”こどもの日は、何を願ってお祝いするもの?”
”男の子の健康とたくましく育ってほしいと願いを込めて、逆流をものともしない鯉のぼりを根に掲げる"
といった内容。
他にも
”Rainy Seasonは何といい、どんなことが行われる?”
”梅雨で、米作りのための田植え祭りがあるー”
とか。
梅雨は分かるけど、田植え祭りってなんだよ!となじみのないことも、でてきたりしてその1年間のメインイベントを2ヶ月ほどの短いタームで覚えなければいけないので、大変ですよね。

日本の中学、高校で習う英語の授業では、西洋文化や歴史なんて特に考えなくても、英語の文法さえできれば、テストはできます。だけどニュージーランドの日本語教育は、おりがみや着物などの伝統的なあそびや服装まで、多種多様な日本文化にあやかってか、授業で日本文化に触れながら、日本語を勉強していく事が多いのです。


テスト直前の今日の授業は、フェスティバルに出てくる単語や内容の確認。
今回のテストは、フェスティバル一つ一つの内容も問われるので、覚える事は山ほどあり、授業中だけではおいつかず、今は昼休みや生徒の空き時間を使って、補習を敢行。といっても補習は、自発的なもので来るメンバーは、クラスの韓国人の生徒達。1年〜2年すでに日本語を習った子もいれば、日本語を学び始めて3,4ヶ月という超ビギナーの子達もいる。Sちゃんは、そんな超ビギナーの子。語彙や文法において、彼女は圧倒的に不利。

テストが明日という事もあり、今日はアフタースクール、Sちゃんに付き添って家で勉強を見ることになりました。


Sちゃんの家は、綺麗なテラスがあるアパートメントで、家族みんなでニュージーランドに住み始めてまだ1年にも満たないとのこと。お邪魔して、さっそくカタカナのスペリングチェックから。
ソやン、ツやシなどの、まぎらわしいカタカナや外来語の ”オレンジジュース” ”ホワイトチョコレート”など ハイフン 濁音があるカタカナ フェスティバルなど3時間、集中して教え込むことができ、ホッと一安心といったところです。これで、何とか、いい結果がでるといいのですが。。。


しかも彼女達のほとんどが、韓国や中国から、ニュージーランドに移り住んできた子達。授業の内容ももちろん英語になりますが、ネェイティブではない彼女達は、慣れない英語で数学や科学、日本語を勉強しなければなりません。そんな事を考えると、自分は、随分、中高生の頃は楽な環境にいたんだなぁ と しみじみ。
”ハードな環境が自分を変える”
そんな事を考えてもいいかもしれません。

日本語教師、おもしろそうですね、という方。
私日本語勉強しています、という方。
田植え祭りやってます、という方。
コーヒーうまいですね、という方。
ランキング、ちょっとだけ上がってきましたね、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。


(Dora)