.

2007年03月30日

お金の貯金より経験貯金

こんにちは

オークランドのDoraです。晴れ

1月から3ヶ月間 ニュージーランドのほんとの生活について書かせて頂きましたが、今回のブログで、僕が書くのは最後になります。4月度からは、新しいライターさんが引き続き綴っていくことになります。

僕の最後のブログは、帰国を来月に控えDoraのニュージー生活総まとめで、締めたいと思います。

Doraのニュージーランドでのワーキングホリデー生活を振り返ると、

”新しい価値観の発見” 

この言葉でまとまると思います。

オークランド到着から、一週間後、英語習得の為、通い始めた語学学校。ビル

”ハロー ナイス トゥ ミート ユー ” 友達の輪が広がる魔法の言葉。わーい(嬉しい顔)黒ハートわーい(嬉しい顔)ハートたち(複数ハート)わーい(嬉しい顔)

移民が多い国の特徴か、外国人に対して抵抗がない。先入観という頭で決め付けないコミュニケーションが出来るニュージーランドは、やっぱり凄いなと思います。ぴかぴか(新しい)NEW

日本から発つ前に持っていた価値観や目標。たった8ヶ月の滞在期間で変化したことも多く、どんな風に過ごすか そんなことは考えずに飛び込んだニュージー生活。

”とにかく先生になりたい”

その目標だけは、ぶれずに持っていれば何とかなると思っていた。

現在、帰国を来月に控え、とにかく”何とかなった”という感があります。

日本を発つ前は、葛藤もありました。以前、働いていた職場で辞表を出す際、”もう一度考え直せ” 部長から言われた言葉。

自分の可能性を他で考えていたDoraに迷いはなかったが、将来に対する不安はのこり”もう引き返せない”と感じていました。

”英語をマスターしたい!”その気持ちが強かったためニュージーランドに来た当初は、日本人と極力、接しない、出会っても話をしないと決めていた時期がありました。

語学学校IELTSのクラスで出会った日本人のベストフレンド。彼も僕と同じ考えを持っており、2週間、お互い日本人と知っていながらも英語でずーと話していました。そんな価値観も、次第にやわらかくなり、日本人と接する事で得るものもたくさんある ということに気づくのに時間はかかりませんでした。

日本語教師アシスタント これが今回のニュージーランドで僕の最大の出来事になりました。TESOL(英語教授法)を語学学校で学んだあとに、日本語教師というまたとないチャンスに恵まれたので、Doraに迷っている暇はありませんでした。

ボランティアは日本では、なじみのない考え方ですが、キャリアアップの為にはとても有効な手段だと思います。

仕事は”先生ながら生徒”といった感じで、毎日が勉強。

”英語は第二言語” といったことは生徒達には関係なく、”日本から来たおにーちゃん”といったイメージなのか、スピーキングも容赦なし。語学学校の先生のように英語をゆっくりとは話してくれません。それでも実践型の英語は、やり取りをしてて楽しい!わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)

受け持ったクラスでは、日本語の漫画や音楽を通じて、日本大好き!といって進んで勉強する子もいれば、授業にも追いついていけないという子もいます。その差を少しでも埋める為にアフタースクールや昼休みにヘルプをした生徒が、テストで力を十分だしてくれると、本当にやりがいを感じます。

職場でお世話になった先生には、Doraにアシスタントという立場に留まらず、一職員をして扱ってくれ、責任ある仕事も任せてくれたので経験の幅もグーンと養う事が出来、とても感謝しています。キスマーク

”かわいい子には旅をさせろ" Doraはかわいくはありませんが、慣れないことを経験する それが特に若いうちには大事な事だと思います。

ニュージーランドで長く滞在するという事は、慣れないこともたくさん出てきます。想定外のこともでてきて、迷いや戸惑いもあると思いますが、ニュージーランドだからチャレンジできることも多いはずです。

最後に、ライターとして採用していただいたキックオフNZ様、このようなメディアを通じた場を用意していただき、ありがとうございました。日々の生活を振り返ることで、見つかるものもあり大変勉強になりました。

同時に、Doraのニュージー生活を読んで頂いた皆さん、3ヶ月間ありがとうございました。わーい(嬉しい顔)ひとりのワーホリ滞在者として、このように記録に残せ、お伝えできた事を、とても光栄に思います。わーい(嬉しい顔)黒ハートキスマーク

ひらめき
ええ!Dora さん、今日で最後ですか、という方。
お疲れ様でした、という方。
感動しました、という方。
これからもよろしく、という方。
来週から誰が書くのですか、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング





(Dora)

posted by キックオフNZ at 08:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュージーランド

2007年03月28日

ニュージーランドの教育に携わって

こんにちは オークランドのDoraです。晴れ

もうそろそろ3月も終わりで、これから新しい環境に飛び込まれる方も多いんではないんでしょうか?NEWぴかぴか(新しい)

さてニュージーランドの学校も、入学シーズンで忙しいと思いきや、そんなことはありません。なぜなら 4月は入学シーズンではないからです。がく〜(落胆した顔)

ピカピカの1年生☆ 

昔そんなフレーズがテレビコマーシャルで流行った時期がありましたが、日本のように同年生まれた子達が、大勢入学してくる事はありません。

”誕生日” 

これがニュージーランドの学校に入学時期の大きな目安。

だから同年生まれの子でも、4月生まれの人と12月の人では実に、小学校に入学する時点で約8ヶ月の差が生まれてきます。誕生日を迎えると、親に連れられて、個人的に入学。だから日本のような華やかな入学式もありません。

う〜ん、教育ひとつとっても興味深い風習の違いですよね。はじめから一人だけの入学式を経験している子供たち。そんな事が関係してか学年で、先輩、後輩と、しきたりがある日本とは違い、年の差を越えて皆いたってフレンドリー。わーい(嬉しい顔)ハートたち(複数ハート)

さてDoraも日本語教師のアシスタントをして、約3ヶ月。今タームも来月の4日に終了なので、残すところここでの仕事も1週間となりました。Doraがニュージーランドに残る理由 イコール ここでの仕事 というぐらい思い入れがある仕事環境。。。まだ終わりではありませんが、なんだか寂しくなります。もうやだ〜(悲しい顔)

最近いちばん授業数が多く、教える機会が多かったYear13の子達も来年は、大学生。それぞれの進路に向けて準備に大忙し! と思いきや日本の大学受験のようなカリカリした雰囲気はありません。

日本ではセンター試験や一般試験の一発試験に向けて照準を絞って勉強しますが、ニュージーランドは授業中行われるテスト、出席状況や態度やNCEAと呼ばれる全国共通学力試験の成績、課外活動などが考慮されている為、日々の生活の一つ一つが評価の対象になっているといっても過言ではありません。

これらの成績や活動内容をみて大学が、この子なら入学を許可をしてもいいと判断した場合に、入学が認められるのです。

日本でいう推薦入学が大きく幅を利かせているという感じですね。

ニュージーランドで教育を受けたことがないDoraですが、随分この試験システムの違いが、生徒の学習はもちろん、人間性に違いをもたらせていると考えています。日本語のクラスでは学年ごとに違いはありますが約1ヶ月ごとに、単元ごとのテストが行われ生徒達の理解度を測ります。いす

理解度を測るテスト もし分からなければ、復習して覚えればいい 確かにそうです。ただそのテスト ひとつひとつが、進学に直結していると考えたら。。。すこしプレッシャーですよね。終わりよければ全てよし といった感がある日本の大学入試。 ニュージーでは、はじめから終わりまで手が抜けない といったことになります。

クラスは学年によっては20人オーバー Year13に関しては6人と人数も様々、日本語の理解度も生徒のよって様々ですが、普段のテストや授業についていけないとなると、科目を自由に選択できるニュージーランドでは自ら、日本語の科目を履修しなくなってしまいます。

ですから、先生を含めた、一人でも日本語を続けてほしいと必死。グッド(上向き矢印)

少しでも、遅れている生徒をみると ”Doraさん あの子のヘルプしてください”と仕事を頼まれます。ヘルプが必要な子。いわゆる授業についていけない、遅れている子ですが。生徒達も日本語だけをとっているわけではありません。政治、数学、科学と他の科目も目白押し。しかも科目ごとの宿題も多くて、こなすのが大変そう。

今日も、Year10の生徒で、ひらがなを完全に覚えきれていない生徒がいたのでヘルプ。通中のYear10は、日本のファッショントピックが終わり、今は ”てんきが、あついのでピンクのぼうしをかぶって、しろいブラウスをきています” といった表現ができるレベル。ひらがなとファッション。誰が見ても差は歴然。がく〜(落胆した顔)

昼休みや授業後ヘルプをしても、本人が、やる気を出さないと埋めれる差ではありません。

しかしここでギブアップすれば、彼女達は日本語が理解できず、次の年からは、理解できずおもしろくない日本語を取ることはない。 そう彼女達の成績は、ビジネスでいえば先生達の営業成績でもあるのです。

”苦あれば楽あり” そんな日本語の学習の壁を乗り越えたともいえるYear13の生徒達。13

そんな彼女たちの一人の生徒が、彼女自身の日本トリップの経験を低学年の子達の日本語の授業中、発表したり、低学年の子達にゲーム感覚で日本語を学習する為クロスワードゲームを作ってくれたりと、積極的に低学年(これから日本語を学習する生徒達)にアピールしてくれています。

彼女自身、日本語を学習して得た、学ぶ楽しさをこの様に還元してくれて、とてもエライなぁと感心します。

そう”彼女のような生徒をひとりでも残したい”

Doraが携わった生徒や、教えた時間はごくわずか。そのわずかな時間に生徒達の未来があるとしたら。。。。

そんなことを願ってやまない今日この頃です。

ひらめき
いい仕事ですね、という方。
大学入試ないんですか、という方。
私も高校通っています、という方。
NCEA受けました、という方。
日本語習っています、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング






(Dora)


posted by キックオフNZ at 05:05 | Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事

2007年03月26日

楽しいソフトボール!?

こんにちは オークランドのDoraです。晴れ

オークランドは先週から、めっきり寒くなりTシャツ一枚では、寒さを感じるようになってきました。秋にはいり、涼しくなってくると体動かしたくなりますよね!わーい(嬉しい顔)

ということで、今回は、ニュージーランドに来てはじめたソフトボール大会に参加してきました。野球ハートたち(複数ハート)

大会当日、シティから友達の車で、開催場所に向かう途中、自転車ロードレースが同じくベイエリアのロードで催されていました。さすがに、この時期の週末は、スポーツイベントが多く催されます。このロードレースのおかげでどこもかしこも道路が規制されてしまい、こっちでもないあっちでもないと悪戦苦闘しながらも、何とか高級住宅街エリア内にある開催場所に到着。すこし到着時間より遅れた僕ら。現地にはすでにたくさんのソフトボールフリークが集まっていました。モバQわーい(嬉しい顔)猫がく〜(落胆した顔)猫雪キスマーク目野球

さすがに参加者は、日本人コミュニティで呼びかけただけあって、日本人が9割ぐらいを占めており、キウィ1割ほど。しかも参加チームが11チーム ソフトボールの必要最低限プレイヤーが9人なのでプレイヤーだけで最低99人! プラス観客の皆さんも見えていたので、パーク内は、人でぎっしり。一つの公園に100人以上いるのも珍しいですが、日本人がこれだけ集まるのを見るのも久しぶりだったので何だか、一足早く日本に帰国した気分。わーい(嬉しい顔)揺れるハート

”Dora君来てくれてありがとう!” と今回チームのリーダーTさんに迎えられます。練習に参加し始めて約2ヶ月。練習も数回しかいけなかったDoraでしたが、メンバー不足ということもあって急遽この日の大会に参加したのです。僕を含めてメンバーは10人。イベント

"Nice to meet you" と見かけたことがないキウィを含めた初顔合わせのメンバーもおり、”はじめまして、今日はよろしく" とひととおり挨拶をすませ試合前のウォーミングアップ。メンバーはキウィ3人 日本人7人でキウィの中には、動きが俊敏な選手もいて、何だか期待がもてそう。決定

早速リーダのTさんが対戦相手を決めるくじを引くと、いきなり第一試合から優勝候補の錦というチームに当たりました。どんなすごいチームか分からないDoraは、何だか久しぶりのスポーツ大会にワクワク。”うへー相手は強いけど、とにかくいい試合をしよう”とチームメート。晴れ

グループ総当りでトーナメント4試合を行い勝敗と得失点差で、優勝を競うので、一日決勝戦を行わないとしても4試合と長丁場、得失点差も絡むので、できるだけ攻守バランスよく試合をしないと、たちまち優勝の望みがなくなります。そして優勝候補との一戦。味方のファインプレーや、Doraもチャンスで、タイムリーなどを運良く放つことができ、試合は大半の予想を裏切り最終イニング前まで7対6と1点リード

そこで事件が発生!

バッターはクリーンナップ このイニングを抑えれば勝てる!"そんな気持ちがあったサードを守っていたDoraのところに、飛球が。。。

"走ればとれる!”そう思いバックし ”グローブを顔にかざす。 
”グシャ”

と嫌な音と共に、顔に衝撃が! ボールはグランドに転がる。。。

一瞬何が起きたか分からない。。みると手には血。。

そう目測を誤った僕は、あろうことか目の下に飛球を当ててしまった。。。がく〜(落胆した顔)たらーっ(汗)

あまりの痛さに、代わりの人に入ってもらい、アイシングでしばらく様子をみることに。。。

かなりの衝撃だったのか、傷めた目をひらくと、白く靄がかかったように見えてしまい、しばらくしても霞が取れないので病院に急行。車(セダン)日曜だった為、休館が不安でしたが、運良く24時間体制のメディカルケアセンターが近くにあったので、院内に入り受付で手続きを済ませます。fax to

受付の人は、Doraの怪我具合を見て、緊急と判断したのかすぐに診察の準備をしてくれました。それでも僕が結局診察の為呼ばれたのが30分後。ニュージーランドでは、医者や関係者が、緊急と判断した場合は、緊急を要しない患者をスキップして見てもらえるのですが、日曜ということでたくさんの患者が、列を成していたのです。

その頃には、あれだけ、はっきりしなかった視界がだんだんクリアになってきていました。医者に医学用ライトで眼光をチェックしてもらうと、”これゃ相当思いっきり殴られたな” ?とジョークが。。。”大丈夫だよ、腫れがひけば、目には何の問題もありません”との答えが。。。!治療費の55ドルも、保険で全てカバーでき、何より ”眼に異常がない” 本当にホッとしました。わーい(嬉しい顔)黒ハート決定
 
とにかく一安心したところで、とりあえず大会に戻り、心配をかけた皆さんに異常なしの報告。 ”本当によかった、よかった”と声をかけてもらえました。殴られたような腫れ。しばらくアイシングを続けていましたが、第4試合に間に合った俺。なんだか皆が楽しそうにプレイをしているのを見てまた参加したくなり、試合に再度参加させてもらう事に。ぴかぴか(新しい)

結果は2勝2敗のイーブンで、順位は下のほうに沈み、怪我をしてしまいましたが、楽しませてもらったチームメートには感謝です。

”病院からもどって、また試合参加? とDoraのクレイジーさにあきれる人たちもいましたがニュージーランドに来て、どうやら脳みそが 

”楽しまなきゃ損” 

と 完全に右脳思考になっちゃったみたいです。

ひらめき
大丈夫ですか、という方。
試合結果はどうだったのですか、という方。
目の腫れは治りましたか、という方。
ランキング少し下がり気味ですね、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング






(Dora)
posted by キックオフNZ at 04:19 | Comment(6) | TrackBack(0) | 旅行・イベント

2007年03月23日

エクスチェンジを通じて。。。

こんにちは オークランドで過ごし始めて、8ヶ月が過ぎました。晴れ

帰国日を来月に控え、カウントダウンに入ったこの頃、複雑な気持ちです。わーい(嬉しい顔)ちっ(怒った顔)がく〜(落胆した顔)もうやだ〜(悲しい顔)ふらふら

こちらで長期滞在していた友人が帰国する際 "オークランドにいると、人はのんびり街ものんびりしているから、平和ボケする” とすこしネガティブなことを行っていた彼らが帰国後、様子を聞くと 
”ニュージーランドに戻りたい またあの平穏な日々に戻りたい"

と嘆くのです。

友人達が母国でしている事は様々。戻ってすぐに、以前、働いていた会社に復帰した人や、新しい職を見つけた人、また他国に留学予定の為、アルバイトをはじめたり大学に復学した人などです。環境も様々な彼らの中で 

”思い描いていた生活と違う” 

と母国での生活の中で思ったのかもしれません。Doraもそう思うんでしょうか。。。

さて、今日は台湾出身の生徒と学校でエクスチェンジレッスンがありました。エクスチェンジ(交換)というのはDoraが日本語を教える代わりに、相手から英語や多言語などを教えてもらうレッスンの事です。毎日、学校に行きますが、1時間目から最終ピリオドの6時間目まで、みっちり埋まっている日はないので、授業がないピリオドには、こうやってエクスチェンジを、生徒や先生から受ける事が出来ます。ちなみに今エクスチェンジレッスンをしている科目は、中国語、韓国語、ドイツ語、コンピューター。

この中でも、Doraが今一番習得したい科目が中国語。

日本語の生徒 兼 中国語の先生である彼女に教えてもらう事は ひとつ”即戦力になる中国語をおしえてくれ!” です。今年のゴールデンウィークは台湾で と予定を決めているDora。今回2度目の台湾で、”中国語を話してみたい”と思っているからです。

50分のレッスン開始! 

”じゃあ前の復習で数字から” 
”1015は?” 
”173” 
”2640”

彼女がいったことを中国語で答えます。これは会計のときに、店員の中国語を聞き取る為の聞き取り練習。数字のおさらいが終わると、いよいよ会話編。会話といっても、まだ会話が交わせるほど、フレーズを覚えていないのでいろんなフレーズを口に出し、間違った発音をしていれば、彼女に矯正してもらいます。この発音が、やたら難しい。がく〜(落胆した顔)

何度も口の出して、ノートにイントネーションを書き込んでいますが、まるで効果がなし。フレーズが思い浮かんでも正確に発音できない為、通じない。。。そんな事を繰り返しているうちに、お互い嫌気が指し、話題は、彼女が来月行く日本トリップの話へ(笑)。。黒ハートわーい(嬉しい顔)

本当は日本語で会話すれば、彼女の日本語の練習になるのですが、Doraが中国語の劣等生なので彼女が楽な英語で話す事を、ついつい大目に見てしまいます。決定

旅行中、秋葉原に行くというので オタクが主人公の電車男の話を出し ”秋葉原にはいっぱい電車男がいるから、気をつけないと”とか

”東京に行ったら、いろんなCDを買いたい 特にミスチルは絶対!” と 以前にも話したとおり、彼女はかなりのジャパニーズおたく。

日本のドラマやJ-popの話では、彼女には到底ついていけません。 そんな日本行きを楽しみにしている彼女の理由の一つに、親戚のおじに会えるからと聞きました。きくと彼は日本で開業している医者で、日本に住み始めて20年近くなるそうです。彼女は今、母親と住んでいますが、お兄さんはニュージーランドのダニーデンで学生、父親は台湾で働いていたりと、家族や親戚が国をまたがって、バラバラ。

”海外に旅行に行く” という人は多くても、肉親や親戚はおろか、友人に会いに行くということも少ないであろう日本人と比べると、精神的にタフなんじゃないかな?と思いニュージーランドに移民してきたこと、離れ離れなことを、すこし抵抗はありましたが聞いてみると

”私は、離れ離れになる事は、あまり気にしていない、ここにいるのも、自分の為だから” 


とかっこいい答えが!

彼女自身より、こちらに一緒に来た母親の方は、家族一緒に暮らしたい と強く感じているみたいなのです。彼女と同じシチュエーションの子が数多くいる移民の国ニュージーランド。バラバラになって暮らす理由は、子供の教育の為だったり、仕事だったりと様々。高校まで一緒に暮らしてきた家族、お正月や夏休みには、車で2時間ほどの両親の実家で、親戚一同団欒で過ごした記憶。。。

そんなDora自身が考える家族の形とのギャップにすこし抵抗がありましたが、

”彼女達は冷静に自分の立場を考えているんだなぁ”

とまた一つ生徒から学習。そんな語学も文化も学べるエクスチェンジ。身近にチャンスがあれば是非トライしてみてはいかがですか?

ひらめき
エクスチェンジ、楽しそうですね、という方。
私も中国語習っています、という方。
1015って、中国語でなんていうのですか、という方。
オタクです、という方。
エクスチェンジやってみたいです、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング






(Dora)
posted by キックオフNZ at 04:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事

2007年03月21日

パーネル時間とシティ時間

こんにちは オークランドのDoraです。晴れ

今日は、仕事後、ダウンタウンからバスで、10分ほどのパーネルに立ち寄りました。パーネルのメインストリートは、なだらかな傾斜になっており、隣のショッピングのメッカ、ニューマケットからパーネルに向かうと、ちょうど下り坂になっているので、

”休日オークランドでショッピングしたいなぁ”

なんてときには、ニューマーケット→パーネル コースが疲れなくてお勧めです。

”ニュージーランドのお土産 なんだか変わったものがいいなぁ” と
ショッピングをかねて、今日は下見。10ヶ月近くもいて、手ぶらで日本に帰れば、家族や友達に何を言われるか分かりません(泣)

ニューマーケットは、食料品やブテックなどがある大きなモールがあり、がやがやした雰囲気。

ここパーネルは、路地に転々と小さなショップが立ち並んだ、おしゃれな雰囲気。さすがイギリス文化が生んだ街だけあってところどころに、アンティークな教会やモダンな建物が立ち並び、メインストリートには、雑貨屋やアートギャラリー、レストランとシティに比べて洗練された雰囲気の場所。わーい(嬉しい顔)ハートたち(複数ハート)

そんな洗練された店の中から一つ、おしゃれそうなお土産やを発見!

dora070321_1.jpg店内をのぞいてみると、やはりシティのお土産やとは違い、すべてがアート!どこでもあるタイルひとつひとつ赤や黄色などの発色がよい染料でカラフルに彩っており、絵も人の顔や、羊、牛などの動物と実に様々。”見ているだけでも、楽しい!”わーい(嬉しい顔)揺れるハート

"Here is alot of lovely arts"(素敵なものがたくさんなりますね) 

と 店員に声をかけてみたところ笑顔で

”Yea, Do you know that one artist is painting on these tiles"(このタイルは一人のアーティストが描いてるのよ”

と教えてくれました。

dora070321_2.jpg小さな店でしたが、店内いっぱいに張り巡らされたタイルを、ひとりのアーティストが作り出しているなんてすごいなーと思い一つのタイルにどれぐらい時間がかかるのか聞いてみると、およそ30分ぐらいだそうで、”やっぱり芸術にい秀でている人はインスピレーションが思い浮かんだら、作業が早いんだなー” なんて思ったりして。ぴかぴか(新しい)キスマーク

他に並んでいたのは、西洋文化の基本、マリア様や天使などの置物。いつも笑顔の彼女達は、やっぱり狭い日本ではなく、大きな家が多いニュージーランドがよく似合う。Doraが日本人だということを伝えると、

”日本では、どんなアートがあるの?” 

”え!? アートですか?”がく〜(落胆した顔)

すこし、考えて出た答えが”やっぱり宗教が仏教なので、昔ながらのひな祭りなどで飾る雛人形や、芸者などのペインティングですかね。”
dora070321_3.jpg最近、クラスで教えた日本のフェスティバルのイメージが残っていたらしく、思わず、雛人形を日本のアートにしてしまいました。。。そんな、まったく見識がない答えを、店員のおばちゃんは、温かく”雛人形知ってるわよ。。やっぱり日本人は、手先が器用だから小さい工芸品がすきなのね” と 話に乗ってくれ、ホッと一息。。。おばちゃん、ありがとー。決定晴れ
店を出て、しばらく歩くと、、アートギャラリーを展示しているショップを発見。中に入ると、真っ白な壁に、不思議なペイントをされた絵たちが並んでいます。店内のスペースは相当あるのに、展示品は15点ほど。やっぱりスペースなども、計算されているんでしょうか。。

”来週から、ストリートで、今展示している、アーティストのトリビュートショーがありますよ”

と教えてくれ、聞くと、定期的にショーは行っているとのこと。パーネルのストリートは、5分歩くと、数点のアートギャラリーの展示品を扱うショップを見ることが出来るほどの場所。時期によって展示する作品が変わるので定期的に、アート作品をみに、パーネルを訪れるのも楽しいかもしれませんね。決定モバQ

もうひとつの、おすすめは ”チョコレートブテック” というお店。dora070321_4.jpg名前のとおり、店内には、一口サイズの小さなチョコレートから一週間かけても食べきれないこと確実な大きなチョコレートまで様々。天気がいい日はショップ外にあるテラスでチョコレートドリンクやチョコレートケーキを頂くのも、オークランド通。ストリート上にパーネル時計を発見! 


dora070321_5.jpg


シティと違い、ゆっくりした時間が流れるパーネル。 オークランドに来た際には是非、どうぞ!

ひらめき

クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング






(Dora)

posted by キックオフNZ at 05:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | NZ Life

2007年03月19日

Essential things in NZ

こんにちは オークランドのDoraです。晴れ

最近のニュースで ”寝だめは体にだるさを残すだけ” という報道をみました。寝だめを楽しんでいた僕にとっては、たしかに寝ても疲れとれない と感じていたので詳しく記事をインターネットで見ました。

そう海外に行くと、どうしても回りのニュースに疎くなりがち。新聞をみない ニュースを見ないとなると、今は皆さんがご覧になっているインターネットが世界に普及して、日本のニュースはもちろんリアルタイムの世界事情をネットで見ることが出来るようになりました。

ここオークランドでも、世界中からたくさんの旅行客や学生が集まる事から、気軽にインターネットを楽しめるインターネットカフェがたくさん存在します。レストランはガラガラでも、ネットカフェはいつも繁盛。。。

”どこにいっても、つながっていたい” 

それは、どの国の人も一緒のようですね。

だからノートパソコンは、長期滞在の人は特に持ってきたほうがいい と断言できます。 

普段忙しい生活を送っていると、なかなか日本の友達に手紙や連絡も途切れがち。DVDをパソコンでみるのも、いい余暇の過ごし方になります。

ニュージーランドに来て、友達ができるとまず、聞かれるのがメール交換。日本のビジネス社会で言う名刺交換のようなもので、出会いもあれば別れも多い海外生活では、必須のメール。数ある中でお勧めなのが、Hotmailで世界ナンバー1のメールアドレス利用者数を誇るだけあって、Doraが出会った友達もほぼHotmailは利用していました。晴れ

特典としては、メンバー同士で利用できるLiveメッセンジャーという機能。これで、離れ離れになった友達や、日本の友達とメールはもちろん、チャットや写真などを送付する事も出来ます。また、最近ではマイク付ヘッドフォンやウェブカメラ等の製品を持っていればパソコン画面に通話相手が映し出され、ネット環境が整っていれば通話料無料で話す事ができます。ヘッドフォン等も20ドルぐらいのものから買えるので、国際電話料金を考えると、とても経済的ですね。わーい(嬉しい顔)

そんな電化製品を使うときに必要なプラグですが、ニュージーランド(220V)と日本の電圧(100V)と違うため、電圧を変更する変圧器やニュージーランド形状のプラグの購入が必要です。Doraは、コンポを電圧を変更せずに、コンセントに差し込んだため、ぶっ壊れてしまいました(泣)もうやだ〜(悲しい顔)ことがあるので、気をつけてください。たらーっ(汗)

僕らのコミュニケーションや情報収入源を一段と便利にしたインターネットですが、たまの特別な報告の時には、昔ながらの手紙や絵葉書などは効力を発揮します。

僕は、ちょくちょく短期旅行に行くたびに、訪れた街の絵葉書を購入し家族に送っていました。数日後、”きれいだね〜そこ
ニュージーランド行ってみたいわ〜” と 母から連絡が。 普段メールで送信する写真には、あまり関心を示さない 母がこの反応。ハートたち(複数ハート)

使わない手はないです。”やっぱり離れているからこそ、リアルな文字のアナログ文明の方が喜ばれるのかなぁ” なんて思いました。

一日に四季がある” 

有名なニュージーランドの天候をあらわした名言句です。

ニュージーランドに1年間生活するなら、オールマイティな服装を用意する事が大事です。普段の生活でも一日の天候が暑くなったり、寒くなったりコロコロ変わりやすいのでDoraもこちらに来て強制的に、重ね着ファッションに。長期滞在なら、服もそれなりに持ってきた方がいいと思います。

”世界的な名所が数多くあるニュージーランドをまわりたい” 

dora070320_1.jpgスーツケースでいろんな街を移動するのは大変。そんな旅人のお助けアイテムは背中に背負うバックパック、両手があくので便利です。ニュージーランドで80ドルほどで、こわれない丈夫なバックパックが購入できます。ふくろ


dora070320_2.jpg最近は、夏の強い日差しも衰えてきましたが、まだまだ紫外線つよいニュージーランド。肌に塗るサンクリームや、目を保護するサングラスは必須。日差しが弱い冬の方が紫外線が強いので、この2点はオールシーズン活躍します。



dora070320_3.jpg語学学校や、普段の日常会話で困った際に大活躍するのが電子辞書。最近は発音機能や日常会話集、TOEIC対策などの盛りだくさんのコンテンツで頼もしくなっており、普段の生活で、活躍する事間違いなしです。ちなみにDoraは分厚い英英辞書をオークランドで購入。あまり使う事がないまま、日本に泣く泣く持っていきます。

あとエコ意識が高いニュージーランダーは、タンブラーやミニペットボトルにコーヒーやティー、飲料水などをボトリングして持ち歩いている人が多くDoraもタンブラーを購入し、エコ仲間の一員に。経済的にも環境にもやさしい心がけですね。
 
カーライセンスを持っている人なら、是非取得しておきたい、国際自動免許証。全国の交通試験場で3000円ほどで取得可能で、車を運転したりする予定がない人でも、パスポートの代わりにIDとして使えて、便利です。ちなみにスーパーマーケットでお酒を購入する際、20歳以上の方でも、店員から見て25歳以下に容姿が見えた場合はID提示を求められます。そう、まだまだ若いと思っている皆さん、今ならもれなく、スーパーで無料年齢チェックが出来ますよ。

”海外生活、何をもって行けばいいか分からな〜い” なんて嘆いている皆さん是非参考にしてくださいね。

<ランキングに登録しています。クリックお願いします。>
ひらめき
参考になりました、という方。
国際免許持ってます、という方。
パソコン買いました、という方。
ランキング、上がるようにクリックしますよ、という方。
バックパック担いでます、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング






(Dora)


posted by キックオフNZ at 06:32 | Comment(7) | TrackBack(0) | NZ Life

2007年03月16日

田植え祭り 知ってましたか?

こんにちは オークランドのDoraです。晴れ

オークランドは、先日の雨で雨ぐっと寒くなり雪、朝は特に冷え込むので、街に出ても Tシャツにショーツという夏モードの軽装はあまり見かけなくなりました。通勤の際、コーヒーを飲みながら歩いている喫茶店モバQビジネスマン、学生も多く見受けられます。Doraもバス停横のカフェでコーヒーを飲み、一息入れた後、バスに乗り込むのが習慣になっています。バスわーい(嬉しい顔)

さてさて、今週もあっという間に、週末が近づいてきて、時の早さにびっくりしてしまいますががく〜(落胆した顔)今週末は、学校でYear10(中学3年生)のクラスで、ターム1の総括テスト、日本のフェスティバルとカタカナテストが行われます。

こちらのテキストは、日本語の文法以外に日本の文化なども紹介されており

”日本語を勉強すると、もれなく文化の理解もできちゃう お得なテキスト” 

といった感じ。

例えば ”屋根上の鯉のぼりがシンボルの こどもの日”

”こどもの日に掲げる鯉のぼりは、いつ?”   

”5月5日”

”こどもの日は、何を願ってお祝いするもの?” 

”男の子の健康とたくましく育ってほしいと願いを込めて、逆流をものともしない鯉のぼりを根に掲げる"

といった内容。

他にも

”Rainy Seasonは何といい、どんなことが行われる?” 

”梅雨で、米作りのための田植え祭りがあるー

とか。

梅雨は分かるけど、田植え祭りってなんだよ!となじみのないことも、でてきたりしてその1年間のメインイベントを2ヶ月ほどの短いタームで覚えなければいけないので、大変ですよね。もうやだ〜(悲しい顔)

日本の中学、高校で習う英語の授業では、西洋文化や歴史なんて特に考えなくても、英語の文法さえできれば、テストはできます。だけどニュージーランドの日本語教育は、おりがみや着物などの伝統的なあそびや服装まで、多種多様な日本文化にあやかってか、授業で日本文化に触れながら、日本語を勉強していく事が多いのです。黒ハート決定

テスト直前の今日の授業は、フェスティバルに出てくる単語や内容の確認。

今回のテストは、フェスティバル一つ一つの内容も問われるので、覚える事は山ほどあり、授業中だけではおいつかず、今は昼休みや生徒の空き時間を使って、補習を敢行。といっても補習は、自発的なもので来るメンバーは、クラスの韓国人の生徒達。1年〜2年すでに日本語を習った子もいれば、日本語を学び始めて3,4ヶ月という超ビギナーの子達もいる。Sちゃんは、そんな超ビギナーの子。語彙や文法において、彼女は圧倒的に不利。がく〜(落胆した顔)

テストが明日という事もあり、今日はアフタースクール、Sちゃんに付き添って家で勉強を見ることになりました。いす演劇

Sちゃんの家は、綺麗なテラスがあるアパートメントで、家族みんなでニュージーランドに住み始めてまだ1年にも満たないとのこと。お邪魔して、さっそくカタカナのスペリングチェックから。

ソやン、ツやシなどの、まぎらわしいカタカナや外来語の ”オレンジジュース” ”ホワイトチョコレート”など ハイフン 濁音があるカタカナ フェスティバルなど3時間、集中して教え込むことができ、ホッと一安心といったところです。これで、何とか、いい結果がでるといいのですが。。。ハートたち(複数ハート)わーい(嬉しい顔)

しかも彼女達のほとんどが、韓国や中国から、ニュージーランドに移り住んできた子達。授業の内容ももちろん英語になりますが、ネェイティブではない彼女達は、慣れない英語で数学や科学、日本語を勉強しなければなりません。そんな事を考えると、自分は、随分、中高生の頃は楽な環境にいたんだなぁ と しみじみ。

”ハードな環境が自分を変える” 

そんな事を考えてもいいかもしれません。

ひらめき
日本語教師、おもしろそうですね、という方。
私日本語勉強しています、という方。
田植え祭りやってます、という方。
コーヒーうまいですね、という方。
ランキング、ちょっとだけ上がってきましたね、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング






(Dora)
posted by キックオフNZ at 04:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事

2007年03月14日

ワーホリについて考えてみた

月は3月 卒業シーズンですね!別れが多くなるこの季節、Doraもそろそろニュージーランドを発つ準備をしなければと思っています。晴れ

別れがあれば出会いもあるという事で春先にニュージーランドを含めた海外でワーホリ生活を考えている方も、たくさんいるんではないでしょうか。

ということで、今回は 

ワーキングホリデーとは
いったい何なのか?
 

このテーマで皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

こちらで、ワーホリ所持者にたくさん会いましたが、やはり一度社会人経験を日本で積んでこられた方が多くキャリアも本当に様々。

自動車整備士、看護婦、高校教員などの資格を有する人たちやホテル業、観光業に携わった方たちにもたくさん出会いました。これだけバラバラのキャリアの人たちが、日本を飛び出して海外生活をしている理由として

@海外生活でいきた英語を身につけて、キャリアを積んで転職
A日本と同じ業種の仕事をしながら、海外生活をしたい
Bニュージーランドに興味があり、住んでみたかった


ワーホリ取得は、30歳までという年齢制限があるので、30歳までに経験しときたい と考える人もいました。

しかもワーホリで長期滞在となると、会社を続けるわけにもいかないので、辞めざるをえない。相当な決意と、ある程度のお金も重要です。

ちなみに僕はニュージーランドで好きなことを、1年間おもいっきりしたかったので、持ってきたお金は150万。

そのおかげで、語学学校で教職の資格の勉強やボランティアなども思い切ってすることができました。わーい(嬉しい顔)

”海外で働きながら、生の英語に触れる” 

といった職場はニュージーランドではたくさんあります。ただこの言葉だけがひとり歩きしてしまってい、海外に来ても何をしたらいいのか分からない という人も意外と多いのです。だから海外で何をしたいのか、ビジョンを立てて来ることが、生活を充実したものにする一つのコツです。

”ジャパニーズレストランでは、日本語ばかりになってしまい英語の勉強にならない”

そんな風に考えている人も多いかもしれませんが、ウェートレスやウェイターなでの仕事をすれば、KIWIのお客さんもみえるので注文を英語でオーダーをとったりする機会が多くあり、日本のレストランとは違う、いきた英語の経験ができるみたいです。

最近、オークランド市内のインターネットカフェの受付で働いている日本人の方と知り合いになり、話を聞いてみると

”いろんな国籍の人がいろんな英語を話すから聞く事はまだまだ難しいけれど、話すのは人まねでいったら、結構それなりの英語のニュアンスができてきたよ”

と、かなり職場にご満悦。わーい(嬉しい顔)

特に彼が、お気に入りの時間はすこしすいた夜中の営業時間中に、お客さんと雑談をする事だそうで

世界中を旅してきた人と話をしたときはとても楽しかった 

と 話してくれました。お客さんのいろんなニュアンスの英語を聞いているだけあって、彼が喋る英語もいろんな訛りがまじった英語でいい環境で仕事しているなぁと思いました。

ホステルで出会ったニュージーランドを一周旅行している日本人カップル。

”お金がなくなったら、レストランやフルーツピッキングなどをしてお金を稼ぎ、旅をしている”

そうで 

”いろんな街をみながら、様々な仕事が出来るので楽しいよ” 

とのこと。

そう ワーホリは

”働くだけじゃなく、自由に時間が使える”のも魅力のひとつ。

驚いた事に、日本だけでなく世界中の人が、

”長期旅行をするにはワーホリが最適"

と考えているらしく、僕もこちらで知り合ったイギリス人やオランダ人など数人が、ワーホリを利用して働きながら、旅行をしていました。車(セダン)

バックパッカーが、よく利用するKIWIやマジックなどのニュージーランドのバス会社では旅行プランにあったバスチケットパックが売り出されています。南島一周チケットを購入すれば、南島のメインな街を全て訪れてみる事が出来たり、訪れる街や場所によっては、オプションですがリーズナブルな値段で、スカイダイビングやリフティング、バンジージャンプなどを楽しむ事も出来ます。わーい(嬉しい顔)

永住を考えているワーホリの方にも会いました。彼女は

”ニュージーランドの某5つ☆ホテルで働いてみたい”

と日本のホテル業をやめ、こちらで3ヶ月もの就職活動の結果、念願の職場につき半年頑張っている方でした。ひらめき

”今はクリーナーや荷物持ちの仕事だけど、目標は日本でやっていたレセプション。 レセプションでは、宿泊客の接客や相手が見えない電話での対応も重要なので、もっと語学を磨かないとダメ”

と目標を語ってくれました。揺れるハート

やっぱり、同世代でワーホリをしている人たちの話を聞くと、いろんなことに共感できて、得るものも大きい気がします。

ニュージー生活で何を得たか?

は、日本への帰国カウントダウンが始まった今でも、よく分かりません。日本に帰り、すこし落ち着いた頃実感するものなの?。。。とりあえず、今ここで、できることをラストスパートでやらないと。。。


ひらめき
Dora さん、いいこと言いますね、という方。
私もワーホリでニュージーランドにいます、という方。
今年はニュージーランドにワーホリに行きます、という方。
意見あります、という方。
ワーホリって、何ですか、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング





(Dora)
posted by キックオフNZ at 03:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | わたしの出会った人たち

2007年03月12日

真夏の祭典といえば?

こんにちは 週末イベント満載のオークランドからDoraです。晴れ

今週末、夏場の風物詩 花火がオークランド上空にうち上がるということで行って来ました。わーい(嬉しい顔)夏場なのに、これという夏らしさを感じなかったのは、迫力ある花火むかっ(怒り)を見てなかったせいだー と意気揚々とシティから歩いて、20分ほどのオークランドドメインパークに向かいました。やっぱり花火は、夏のイベントのキングひらめき。道沿いはたくさんの人で溢れ返っており自然にこちらもワクワクしてきます。

それでも あれっ? と思った事はみんなの服装。当たり前ですが皆カジュアルサマースタイル。やっぱりハッピを着た子供や、浴衣やジンベイを着こなす人たちを探してしまうのは悲しい日本人の性でしょうか。。。がく〜(落胆した顔)

普段、肩身が狭い歩行者も今日ばかりは、交差点も歩行者天国で堂々と歩けます。モバQ

今回打ち上げ場所のドメインパークはオークランド市内で一番大きなパークで、普段はラクビーやジョギング、散歩する人たちで賑わうオークランドのメインパーク。公園に近づいていくほどに、にぎやかな音楽が聞こえてきました。

オー活気がいいねーすごいすごい

と友達と騒ぎながら、にぎやかな音楽のほうに、しばらく歩くとオークランドの1大観光スポット オークランドミュージアムが見えました。

dora070312_3.jpg普段からライトアップされてアンティークな雰囲気で、きれいなミュージアムですが、今日は一段とドレスアップ!青や赤、紫と次々と外装を照らすカラーが変わり、ニュージーランドでもCMで流れているipodのCMのようにライトで映し出された影絵を躍らせて遊んでいました。ミュージアムを横目に通り過ぎると、ついにメイン会場が、、、目の前に現れました。わーい(嬉しい顔)
そこにいたのは、人。半端な人数じゃありません?写真を何枚か撮ったのですが、全て失敗に終わりお見せできないのが残念ですが。もうやだ〜(悲しい顔)

このイベントの時間帯だけ、オークランド空洞化が起きていたのは間違いありません!

”みんな 花火はだいすき

ということなのか 家族連れや子供たちやカップル、お年寄りとこの日はどんなイベントより、客層がひろく公園の観覧スペースの芝生は、ほぼ埋まっており、しかも夜なので、何度も人の手を踏みそうになり観覧スペースを確保するのに骨が折れました。ようやく、僕らの人数分のスペースを確保でき一息つくと、そこから見えるステージ上ではバンドがオールディーズ世代の音楽をプレイしていましたが、バンドははるか彼方。曲名はわかりませんが、昔から有名な曲らしく偶然隣に座ったおじいちゃん世代KIWIの人々も、”いいねーこの曲” といいながら ビールを片手にノリノリでリズムに乗っていました。

そんなバンド演奏も一通り終わると バンドのボーカリストが

”Is it dark enough to see fireworks?"(十分、花火見るのに暗くなったよね?) 

”Can you open your celler phone?"(みんな携帯ひらいて)

と呼びかけ、観客、皆一斉に携帯をはるか向こうのステージに掲げます。携帯のバックライトをみると 彼は”incredible that's amazing"(信じられない、神秘的だよ)なんてロマンチスト的なコメントをはくと会場内の丘で、一つの炎があがりました。ひとりのマオリ衣装に身を包んだ男性?(遠くてはっきり確認できず)が何かその炎の周りでしており何かしら意味があると思うのですが、僕には彼が、キャンプファイヤーで騒いでいるようにしか映らなかったです(笑)

dora070312_2.jpg


彼のひとりキャンプファイヤーの儀式の間? クラシカルな音楽が流れ始め、みんな いつ花火が始まるんだ? とソワソワ。

すると

ボワッ” 

と 10箇所以上の炎が丘をつつみこんだことを合図に、”ヒュルルルル”と一発目の花火が!わーい(嬉しい顔)ひらめき

ドカーン

dora070312_1.jpgと日本でいう、なだれ花火が綺麗に打ち上がりました。すると花火が音楽の効果音にあわせて、ポンポンポンと打ちあがり僕も含めて、ポカーンと皆花火に釘付け。観覧車のような仕掛けの花火で回転させてみせる花火もあり ”おーすごいなー”と感心するものもありました。

花火は確かにきれい。。。でも何か違う。 途中は演出のために出した炎がつよいのか、空全体がちょっと変わった雰囲気に。。。




dora070312_4.jpgこれだけはいえる 日本人の想像する花火とは全然違う。たしかに花火ではあるんだけども、日本のドカーンと響く巨大な大花火はなく今回の花火は、小さめ。キャンプファイヤーのような儀式があったり音楽の効果音で盛り上げたりと演出で魅せるのが、ニュージースタイルだと思いました。
今回の花火は、フランスからきた花火師がしこんだものらしく、ニュージーを含めて西洋の花火は ”音より演出派"。花火大会というのが日本にぴったりなロゴだとすれば、ニュージーは花火ショー。日本の祭りのように

”にーちゃん 焼きそば 今なら200円!”

と売れ残り半額サービスをしている出店も、もちろんなく花火が終わったあとは、足早に家に帰るあたりなども、さすがKIWI。花火一つとっても、文化によってこれだけ違う。

まだご覧になってない方は、是非その目で見て、比べてみてくださいね。

ひらめき
花火、いいですね、という方。
私もその花火見ました、という方。
日本で花火作ってます、という方。
祭りでたこ焼き売ってます、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング






(Dora)

posted by キックオフNZ at 04:10 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅行・イベント

2007年03月09日

グロッキーなお仕事

こんにちは 腰痛でグロッキー状態のDoraです。晴れ

ぎっくり腰を起こしたわけではありませんよ、以前ここで公言させてもらったとおり短期バイトでやっちゃたんです。短期といっても超短期 で・・・どれぐらい短期かというと

一日。。。がく〜(落胆した顔)

しかも4時間だけ。4ふらふら

今週一週間だけのバイトを探していたのですが、3日から4日間だけというのは難しいですね。。。


今回みつけたバイトは 

コンテナからオートパーツのバンだし” 

”プルルルル はい ○○です。” 

”あのー情報誌でバイト情報を見て応募させてもらったんですが。。。”

そのあと相手方に名前や電話番号を聞かれて、

”じゃあ水曜日、お願いしますね”

と すんなり決まりました。わーい(嬉しい顔)

どうやら日本のオートパーツ専門工場みたいでした。

オートパーツ?
 

の人もいると思うのですこし説明すると、ニュージーランドは車社会ですが、そのほとんどが中古車で占められています。中古車のBMWもよく見かけますが、なんといっても日本の中古車が”壊れない、途中で止まらない”と大人気なんです。

そのなかでも日本車の4WDは人気で、スバルのレガシィはその代表。通常のエンジンよりパワーがある4WDが、坂道や山道が多いニュージーランドで受けるのは考え難いことではありません。

しかし、車の生産工場を持たないニュージーランドでは、中古カーパーツを取り扱う工場は、まだまだ人手不足。ニュージーランドで仕事を探す際に大きな武器になる資格と経験。車輌整備士はまさにニュージーランドが最も欲する人材。

友達も日本での車輌整備士のキャリアを買われて、最近こちらで就職しました。

当日は、あいにくの小雨。。。雨

シティまでオートパーツ工場の方に迎えに来てもらい、シティから20分ほどの現場へGO現場に着くと”こんにちは今日は宜しくお願いします!”と感じのよさそうな工場長とエンジニアの方たちに出迎えられ、早速用意してもらった作業着用のつなぎを着て準備OK!わーい(嬉しい顔)決定


工場内には、たくさんの車の部品をばらしたエンジンパーツやシート、バンパーがたくさんあり、それらをニュージーランドでたくさん見かける中古車に部品などを取り替えて載せかえる作業をしているとのこと。

今回の作業は、ひとつのコンテナの中に入っているオートパーツを、工場内に運ぶという内容。コンテナを開けると、全く奥が見えないほど中身がぎっしり詰まっており、

”これゃ気合を入れてやらないと4時間じゃ終わらないなー”

と思ったので、とりあえずコンテナの中に入り荷物の上のほうに乗っている軽めの、バンパーパーツやサイドミラー、どこに取り付けるのか分からないオートパーツを運びだすことに。コンテナの中は、熱気が体全体に伝わるほどの暑さ。晴れがく〜(落胆した顔)

僕はコンテナ内でパーツを取り出して、他の作業員の人達に渡していっていたので作業をして1時間後には、顔から汗がしたたり落ちていました。一通り、コンテナの半分ほど部品を運び出した時点で、今回最大の強敵が出現!

そう まるごとエンジンが数機。。。

車のパーツのなかで、一番重く車の心臓と呼ばれる重要なパーツ。

”これ、何人ぐらいで持てるものなんですか?。。。”がく〜(落胆した顔)

恐る恐る工場長にいきてみると 

”これは人では持てないよ、リフトに乗せて引っ張るから”わーい(嬉しい顔)

そーだったんだー ふー と一息ついたのも束の間、実はこのエンジンをリフトの載せる作業が一番危なく、気をつけないと指が飛んでいってしまう作業。リフトのつめにチェーンをかけて、エンジンを持ち上げコンテナから引っ張り出す作業で、リフトドライバーはエンジンを他のパーツにあたり、損傷しないよう
ゆっくりと丁寧に作業をします。それでもエンジン自体がコンテナにぎっしり詰まっているので、エンジンをすこし持ち上げたところで、他のパーツが間に噛んでいたりして”バキッ”と嫌な音も数回。。。

損傷したパーツを見て”あーこれゃ〜だめだ〜”と工場関係者の人たち。本当に丁寧にリフトを操作しても、壊れてしまうパーツたち。。。。これだけ体はって運び出しているのに、損害は工場のほう。

なんだか工場関係者の方たちが気の毒です。

エンジンが無事コンテナの外に出されると、新しいパレットの上に載せられます。 ”なんだか、エンジンって恐竜みたい”と同じく一緒にバイトをしていた人がボソリと。。

ほんとうにそうだ と 何だか笑ってしまいました。

その恐竜達が一通り、工場内に収まると、細かいバンパーやガラス等がのこったので、部品を手に持ち工場内に運んでいきます。
最後のガラス系統は、幅が大きく持ち運ぶのも一苦労でしたが、なんとか時間内に作業終了!作業後に出してもらった、お茶が本当にうまかった。。。わーい(嬉しい顔)喫茶店

そのときから感じた腰の嫌な痛みが一日たった今は、更にパワーアップ。立ち上がるだけで、痛みを感じるほどです。なんとか来週、頭の仕事が始まるときには完治してくれることを願います。

それにしても体なまってるなぁ

ひらめき
お疲れ様、という方。
自動車いじるのスキです、という方。
エンジンって、重いんですね、という方。
今日はいい天気です、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング





(Dora)
posted by キックオフNZ at 14:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事

2007年03月07日

I preferエコ大国

こんにちは オークランドのDoraです。晴れ

丸一週間、仕事が休みなので休暇中はのんびり過ごそうと考えているDoraです。

のんびりした休暇を過ごす” 

みなさんにとって、たまに休日 どんなことでのんびりされますか?僕は日本にいた頃は、のんびり過ごすというと家でテレビを見ながらだらだら過ごして。。。
あ、これはだらだらですね。。。

今日は静かな場所で本でも読もうかなと思い本、バスに乗り込みましたバス。目的地はミッションベイオークランドのシティからバスで15分。こんな数分で、シティからビーチにいけるなんてオークランドに来た当初は、すこしびっくりしたものです。がく〜(落胆した顔)

平日の昼間ということもあってか、バスの乗客3,4人ほど。バスが走り出すと途中ハーバー沿いのコンテナ倉庫が見えてきます。赤や橙、ブルーのコンテナ。。。Doraがコンテナ倉庫を前にいつも思うこと。実は日本で車両輸送関係の仕事をしていたのでコンテナは日常的に携わっていた商売道具。日本で詰まれた車やコンテナもこの中にあるんだろうなーと思うと、急に日本とニュージーランドが隣の国のように感じて、しみじみ。。。もうやだ〜(悲しい顔)

そんなことを考えていると、あっという間に目的地のミッションベイに到着。

dora070307_1.jpg今日はサニーディ。晴れ早速、ビーチに足を運ぶとKIWIたちが水着姿で、肌を焼いていたり浅瀬で泳いでいたり、のんびりした休日はこう過ごすのよ といわんばかりに楽しんでいました。あいにく水着を持ち合わせていなかったので、ビーチと隣接した公園にある大きな木を背に本を開きました。本わーい(嬉しい顔)

今日持ってきた本は

Tales FromMoominvalley (ムーミン谷のお話)
 
20代後半のDora世代なら伝説の生き物ムーミンわかるはず!北島旅行中に出会った友達からもらった本。実はニュージーランドで小説などは一度も買っていません。

周りの友達が帰国する際に、荷物になるからって本をくれるんですよね。今まで興味がなかったジャンルの本もこうして読むと結構はまります。いまは得体の知れないムーミンの生態に夢中です!こういう流し読みも海外生活ならでは と 思いますね。本の内容をじっくり読むには、必須の電子辞書。ほんとうにこいつにはお世話になっています。

ムーミンの本は対象年齢高学年くらいのレベルだと思いますが、たまになんだこれゃ?とおもう単語が出てきたりして語学って果てしないなー と毎回感じてしまいます。

そんななか、ふと背後から気配が。。。がく〜(落胆した顔)誰かに見られている気がする。。。眼鏡それもずーと冷たい目たらーっ(汗) クロい眼光が こわい。。まったくどこでもいるなーこいつ。。。犯人はシーガル。モバQ

dora070307_2.jpgニュージーランドのシティでもビーチでも至る所で見受けられる鳥。鋭い目つきで、人がくれるであろう餌をひたすら待ち、餌をあげたときには、ほかのシーガルの団体にかこまれる という。顔やしぐさはぜんぜんかわいくないですが毎日見ているだけあってなぜか憎めない存在。ランチのために持ち合わせたツナいりサンドウィッチをすこしちぎってやると、どこでみていたのかほかのシーガルたちもとんできて、”ぐぁーぐぁー”とえさの取り合い。モバQモバQモバQモバQモバQ自業自得なのだがうるさい。。。やっぱり彼らはにくい存在かなぁ。。。ハートたち(複数ハート)


でもこうやって、シティ近くに住んでいても、こんだけ住んだ海が近くにあるオークランドはやっぱりすごいなーと改めて感じます。

Doraの地元で近場の海といえば名古屋港にあたりますが、海が汚くて泳げない。。。そんなことを思うと、オークランドは街が発展していっても、いつまでもきれいな海は維持してほしいですね。

いつもビーチや山に行くと感心するのが

道端にゴミが転がっていない!ぴかぴか(新しい)

これってすごくないですか?ニュージーランドに来て、ポイ捨てする人もみたことがないのでKIWIのエコ意識の高さには感心しています。わーい(嬉しい顔)

以前こんなことがありました。ランギトト島という無人島に遊びに行き、山頂まで登ったとき、ちょうどミドルスクールの生徒たちに出くわしました。ちょうど昼間でランチタイムということもあり、皆、ランチを食べていたのですが、一人の子が食べ終わったお菓子の袋が風で飛ばされ、山の茂みの中にはいってしまいました。あわてて彼は、小枝が彼の顔に当たり”いててて”といいながら茂みの中に入りゴミを奪還。それを大事そうにリュックに入れていました。ふくろ

”こんな子供見たことがないなー” と思うと同時に、僕自身もポイ捨てをしていたなと反省させられる思いでした。ふらふら

あとゴミをすぐに捨てられるように数メートル範囲でゴミ箱を設置していたり、ニュージー政府もグッドジョブですね!

至る所で”自然あって、のんびりした休日が過ごせるニュージーランド”エコ意識が高い子供たちと政府に支えられ、自然大国をこれからも世界中の人々を魅了し続けることと思います。

ひらめき
ニュージーランドいいですね、という方。
たった今、ポイ捨てしました、という方。
ムーミン読んでます、という方。
シーガル、飼ってます、という方。
ランキング、今、何位ですか、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング





(Dora)


posted by キックオフNZ at 04:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | NZ Life

2007年03月05日

Give&Takeのクラスルーム

今日は金曜日の授業なので、いつもそわそわしているクラスも超そわそわしている感じ。がく〜(落胆した顔)たらーっ(汗)ダッシュ(走り出すさま)モバQ爆弾

日本の高等学校だと通常、月曜日から金曜日の1時間目から6時間目までの授業を毎週繰り返しますよね。

ニュージーの高校は違うんです。DAY1からDAY6とよばれる時間割表に、授業がはいっており毎週授業が変わっていくんです。NEW次項有

例えば、先週の月曜日の1時間目が日本語でも、今週はスペイン語とか。だから先生方も、先週の金曜日は授業が少なかったが、今週の金曜は忙しいということもあります。

今日はそんな時間割の中で、唯一高校3年生のダブルがある授業がありました。2

ダブルというのは50分授業×2のこと。 

”きりーつ(起立)”(生徒) ”みなさん、こんにちは”(先生) ”先生、こんにちはー”(生徒) ”着席”(生徒)

と、どの学年の子達も、日本語のクラスはこんな日本形式のやりとりで授業がスタートします。演劇

金曜日だったので、先生が授業のはじめに”みんなは週末ランタンフェスティバルいくの?” と生徒に週末の予定を聞くと

”いくかもしれない” 
”お母さんが、フェスティバルで店を出すけどいかない” 
など 英語で答える子、日本語で答える子とそれぞれ。

”日本語で答えてください”とこちらから呼びかけると、生徒も日本語で話しかけてきます。普段、英語で生活をしている彼女ら。

dora070305_2.jpg日本語のクラスでは、日本語オンリーだとわかっていても、なかなか切り替えるのは難しいですよね。Doraも語学学校で、出会った日本人の友達と、英語オンリーで過ごしたことがあります。彼とはクラスメートで授業中はもちろん学校が終わったあとも、すべて英語。さすがに2週間目に、息切れしてしまいました。だから実生活で使う事がない日本語は特にイメージがつきにくい 
それでも日本語を勉強している人たちは将来、ビジネスや観光などで使うために習得に励んでいる。特に彼女らは日本語を勉強して4,5年たつので相当なモチベーションを保っている事がわかります。

”これはー(coal)” 
”せきたん” ”
これは(seikan tunnnel)"
"せいかんトンネル”
新幹線

と次々に英語の単語カードを生徒に見せ前回の授業で習った単語の復習 これはフラッシュカードと呼ばれるやり方で、生徒が答えられれば、先生もどんどんカードをめくっていきます。ぴかぴか(新しい)わーい(嬉しい顔)

今回は単語の復習も二回目ということで、みんな詰まることなく全体的にスムーズ。単語をきちんと取らせるために、黒板に英語の訳と日本語を並べて書いていきます。せきたん も 石炭 とかくと、一気に難易度がUP。クラスの中の台湾人の子は漢字のスペシャリストですが、その子以外の子はやっぱり難しい漢字。がく〜(落胆した顔)もうやだ〜(悲しい顔)

ちなみに僕も黒板に漢字を書くときは、すこしドキドキ。簡単な漢字でも、いざ書くとあれ?どうかくんだっけ?と思う事が。。。ふらふら

考えてみると、語学学校に通っていた頃、KIWIの先生で、

”私は英語のスペルが嫌い 私が黒板で書くスペルは信用しないで” 

と当時は、めちゃくちゃはなこといってるなーと思いましたが、今なら納得 俺の漢字は信用するな とは生徒にいえませんが。。。


単語のレビューがおわると、宿題の答え合わせ 今日は 

できる (be able to do)

を使った構文のチェックです。

野球をすることができる 
とか 
映画館に行くことができる 
といった感じ なかには 
映画館に行ける 
と 意味的には間違いではないけれど?

の答えも。そのときには、テキストを見直し、正しい日本語の構文を例に採点します。正しい日本語 使えてるようで使えていない

普段使っている日本語はもとより今、こうやってブログに載せている日本語も怪しい。。。英語よりも国語をまず勉強しろ と どっかの本で唱えていましたが本当にそうだなと、教える立場になって、リアルに実感します。

宿題のチェックが終わると、ユニットごとのトランスレーション。

日本語 → 英語へ彼女達が訳していきます。 

訳し方にも性格と同じように生徒達によって特徴があります。

6人の生徒を2グループに分け今日は、S、Y,Mちゃんの3人を受け持ちました。

dora070305_1.jpgMちゃんは、リーディング リスニング ライティングと 去年の日本語のクラスでは全て最上級の出来に値するSをとれる実力がある子。彼女の弱点は、やはり漢字の読み方。日本語学習者すべてが通らざるを得ない漢字。 日本語を母国語とする僕らでさえ思い出せない事があるぐらいだから難しいか?といわれれば難しい。Mちゃんが読めない漢字で詰まると、隣で漢字がある程度頭に入っているYちゃんから、教えてもらいながら読んでいきます。

Yちゃんは、

”先生これはなんですか?”

と日本語で聞いたり日本語で話したりを抵抗なく出来る生徒で、普段のコミュニケーションも彼女には日本語が多いです。

トランスレーションも細かく、正しい文法をつかって訳すことが出来るので、Doraがうっかりまちがった日本語を話すと、

ちがう"

と彼女からダメだしがくるほど。Mちゃんは、普段からいつもニコニコしながらギャグをとばしてくるおもしろい子です。その普段のギャグを日本語でいえたら、彼女が間違いなくNo1日本語口達者。彼女の読み方のスタイルはゆっくりながらも、丁寧に読み解く感じ。

やはり少人数のクラスのいいところは、生徒とのコミュニケーションが深くとれるところ。ここにいる6人はどの子も、真剣に日本語を学習しているのできっと将来日本語を役立てる事が出来ると思います。残念なのは、ニュージーランドでは日本語を話す機会がほとんどないこと。彼女達も授業以外で、日本語を話す機会はまずありません。それでも日本の文化 、ドラマやアニメをみて自主的に日本語に触れようとする生徒達の姿勢は、

英語を学習する者から見ても、彼女達から学ぶものも大きいです。

”Give & Take”そんな言葉がぴったりの職場です。

ひらめき
日本語教師おもしろそうですね、という方。
私も日本語教師やています、という方。
青函トンネルって、どこですか、という方。
今、青函トンネルにいます、という方。
ランキング、なかなか上がりませんね、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング






(Dora)

posted by キックオフNZ at 04:39 | Comment(6) | TrackBack(0) | 仕事

2007年03月02日

ひな祭り

こんにちは オークランドのDoraです。晴れ

来週から、Doraがお世話になっている学校が一週間、お休みに入ります。学年によってはこの期間を利用しサマーキャンプにでかけるそうで、僕も高校2年のときにいった沖縄への修学旅行をふっと思い出しました。ちょうどこの時期3月前半ぐらいにいき、海開きをしていない沖縄のきれいな海を目の前に、泳ぐ事が許されず、なくなく帰っていったのを思い出します。もうやだ〜(悲しい顔)

学校が休み → 授業がない → 必然的に僕もお休みになります。

何も今回の休みは予定を決めておらず、すこし焦りぎみ。明日あたり旅行プランを決めて、どこかまたフラリといこうかな。

休み前ということもあってか最近の日本語クラスの生徒の雰囲気は、リラックスぎみ。わーい(嬉しい顔)黒ハートムード

ただ休みの間、ずーとリラックスできるわけではなく、たくさん?の課題を先生から与えらたり、テストがあるので遊んでばかりはいられませんが。

今日の授業は、中学3年生の日本語クラスがあったのですが、授業が始まる前にドタバタ。。。どんっ(衝撃)あせあせ(飛び散る汗)たらーっ(汗)ダッシュ(走り出すさま)爆弾

いつもは、先生とアシスタントのDora。一緒に教室に入るのですが、このクラスはたまたま、ひとりで教室に入ると ”前いっていた日本のフェステイィバルのプレゼンテーション、今日じゃないよね?”exclamation&question

”今日は準備していないから、明日でもいい?” と生徒から、今日授業でやる予定のプレゼンテーションについてのエクスキューズが。。。

”え〜先生があれだけ、今日やるっていったじゃん 今日やらないといけないと思うよ” 

といっても

生徒によっては完全に、プレゼンをやる様子がない。。。


そんなところ先生がみえたので

”プレゼン 今日やりますよね?”ときくと 

”はい!やります”との声 

うわー一悶着ありそうだなーと思っていると、案の定、先生と生徒の論争がはじまりました。

一人の生徒が 

”先生が今日ではなく、明日プレゼンをやるっていった、私のダイアリーに書いてあるもん”

というと 

”そんなことはない きちんと今日やるといいました" 

と先生。

先生がいくら、今日プレゼンをやるときちんと伝えたといっても、彼女は

納得がいかない様子。ちっ(怒った顔)がく〜(落胆した顔)雷

他の生徒達も ”今日はできないわ〜的オーラ” がクラス全体に。。。バッド(下向き矢印)眠い(睡眠)

それでもやっぱり先生。 はっきりやるときビシッと授業を進めます。

プレゼンの準備をしていそうな子から、名指しで指名し、強制プレゼンテーションのはじまり〜 はじまり〜決定

一人目の彼女は、準備してきたものは大きな用紙に、日本のお正月や節分、ひな祭りの説明文と一目でなんのフェスティバルかわかる写真が、ところせましと張られていました。

資料はきれいにできているのに、もったいないことに彼女の声が小さいく聞きとりづらかったこと。もうやだ〜(悲しい顔)

”資料は立派なんだから、もっと自信もって発表すればいいのになー”

次の生徒は、メモ用紙を顔の前にして発表したので、先生からもう一度、メモをできるだけ見ずにやる再テストの通達。

しまいには、先生が次に指名した生徒が、 

”今のところ準備できてないから、明日やりたい” 

プレゼンを拒否

先生がしかたなく次の生徒を当て、彼女がプレゼンを発表しようとすると、突如プレゼンを明日やりたいと拒否した生徒が登場。どうやら、

”友達がプレゼンを今日やるなら私も”

と思ったのでしょう。

Doraも、中学生の頃、嫌なことがあっても、友達がやるならやったこと があるので気持ちはわかります。

彼女のプレゼンテーションは、”今日はやりたくない”といった自信のなさとは裏腹にきちんと日本のフェスティバル、お正月やひな祭りについて、頭に入っており、とてもいいプレゼンでした。わーい(嬉しい顔)揺れるハート決定キスマークぴかぴか(新しい)グッド(上向き矢印)ひらめき

ちなみに、この学校の生徒は、みんなノートパソコンを学校から与えられ、パソコンで資料作りや課題の為のネット検索をします。今回のプレゼンも、日本のフェスティバルについてのプレゼンと、パワーポイントと呼ばれるソフトで、資料を作成し、先生に提出する課題が出されていました。

全体的にプレゼンは、メモをみたり声が小さかったりと自信がない生徒が多かったですが、パワーポイントなどで作った資料は、”やっぱりパソコン世代だなー”と感じるには十分な、見ごたえのある内容がおおくすごいなーと素直に感心しました。わーい(嬉しい顔)

とくにパワーポイントは、社会人になっても、会議なので使われるソフト。統計グラフや写真などをもちいて視聴者にビジュアル的にわかりやすく概要を説明できることで、いかにアピールするかが大事な今のビジネスシーンではよく使われているソフトです。

そんなソフトを中学生の彼女らが抵抗なく、使いこなしている。

”時代は変わった”

ということなんでしょうか?

Doraがパワーポイントを使い始めたのは社会人にはいった頃なので、世代の違いを感じましたね。ハイ。。。

ひらめき
パワーポイントって、何ですか、という方。
ひな祭りですね、という方。
何で来週休みなのですか、という方。
日本のフェスティバルって、いいですね、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)
オセアニアブログランキング






(Dora)

posted by キックオフNZ at 05:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。