今はワイナリー密集地帯ブレナムに宿を取って、
毎日少しずつワイナリーを回っています。
今までは出されたワインを律儀に飲み干していたというか、
お酒を捨てるのがもったいなくてしょうがない貧乏性だったのですが、
ほんの少し味を見てよほど美味しくなければ残りは捨てるという方法を取ることによって、
効率良くワイナリーを回ることができています。
ちなみにソムリエ(ワインの専門家)の専門学校は当然未成年者が多いのに、
どうやってワインの勉強を!?というのをテレビで見たことがありますが、
法律的には「飲み込んだ」時点で飲酒となるため、
口に含んで味を見る分には未成年でも大丈夫だそうです。
なんか屁理屈くさいですけどね(笑)口に含むだけだって酔っ払うでしょうし。
さてさて今回も前回に引き続き日本語のタイトルにしてみましたが、
「日本人はお金持ち。」
世界でこう思われているというのはほとんどの日本人にとっても、
周知の事実だと思いますが、貧乏旅行者がおおいワーホリの間でも、
意外と日本人はお金持ちだと思われているようです。
ごく一般的な話として、日本人のワーホリの人が出発前に用意したお金は、
100万円以上というのが多いようです。
ところがたとえば北島にいるときに仲良くなったイギリス人は、
20万円程度の所持金でニュージーランドに来て、来てすぐに仕事をして、
なんとか食いつなぎながら遊ぶ。という方法を取っていました。
もちろん彼は英語の問題がない分スムーズですが、
意外とイスラエルや、ブラジルといった非英語圏から来た旅行者も
同じようにしてニュージーランドで遊んでいます。
もちろん彼らは英語堪能ではないのですが、何とか職を見つけて、
毎日ひたすら陽気に楽しそうに生活しています。
むしろ日本人のように100万円以上も用意しているほうが少数かも知れません。
そういう僕自身も出発前には100万円以上用意しました。
何せ2回目の海外旅行。初めての一人旅。英語はまるで駄目。
でも予定は何も決めずに自分の力で。
と決めていたので、せめてしばらくは働かないでも生活できるように
と思って、精一杯のラインで100万円用意しました。
(出発直前の飲み会ラッシュでだいぶ減りましたが^^;)
でも実際にニュージーランドに来て見て20万円程度の所持金で飛び込んで
来ている人を見ると、それはそれで悪くなかったなとも思います。
ギリギリのところで仕事を探しながら生活するというのは過酷ではありますが、
ニュージーランドなら飢えて死ぬことは無いでしょうから(たぶん)
きっとステキな経験になるんじゃないかと思います。
まぁそんなわけですから、やっぱり日本人はお金持ちに見えるようですね(笑)
日本人がほぼ全員持っている電子辞書なんかも、
日本人以外で持っているのを見たことがあるのは韓国人くらいのものです。
後はパソコン、車、MP3プレイヤーなどの所持率が高いことや、
旅行中にもかかわらず日本人の女の子は凄くおしゃれに着飾っていること
などが、お金持ちに見える要因になっているようです。
って言うか単純に所持金を比較すると実際金持ちって言うことに
なってしまうのかもしれませんね^^;
なので、働いている人が多いバッパーなんかで僕のように昼からワインを飲んで
ふらふらしていたら、「あいつは金持ち日本人だからなー」
なんて言われているかも知れません(笑)
(そうならないように「いやー皿洗いして貯金したんだってー。」
って言い訳して回っているところです 笑)
ちなみに北島ではKerikeri南島ではBlenheimがフルーツピッキングや
農場の仕事が多く、仕事を求めてワーホリメーカーやKiwiの学生が
集まるところのようなのですが、こういうところのバッパーはみんな仲良くて
楽しく滞在できることが多いようです。
みんな働きに来ていて同じところで働いたりしているから仲良くなりやすいし、
農場が多いエリアだから遊ぶところが無いから一緒に飲みに行ったりとか、
そういうことになりやすいです。
僕がWellingtonで一緒に住んでいたアメリカ人もKerikeriで
知り合って一緒に遊んでその後合流して一緒に住んで、
たくさん英語を教えてもらえたわけです。
今滞在しているBlenheimのモーターキャンプでも早速イスラエル人の
Davidと仲良くなって、一緒にワイナリーに行ったり
夕焼けの写真を撮りに行ったり、ギターを教えたり。
彼は軍隊上がりなので(イスラエル人はほぼ全員軍隊上がりなのだ。)
軍隊生活の話を聞いたり、なかなか楽しんでいます。
「僕らは18から3年間も軍隊に行かなきゃ行けないから、
僕は22歳だけど社会のことは何もわからないんだよ。」
ってちょっと悲しげに言っていたのが印象的でした。
また話が逸れますが、こういう旅行をしていると軍隊経験者や、
これから軍隊に行くという青年に会うことが多いです。
今のところ日本には徴兵制が無くて僕は幸せだったと思っていますが、
世界には僕より年下で2年や3年も軍隊に行かなければならない人が
かなりたくさんいるということを知ることができたのも貴重な経験だと思います。
そんなことも含めて農場の仕事が多いエリアのバッパーはお勧めです。
たとえば最初のホームステイと語学学校を終えた後すぐ旅行に出発するよりも、
KerikeriやBlenheimのようなところに行って、一ヶ月くらい働いて、
一緒に旅行するパートナーを探すというのも良いのではないでしょうか。
なんといっても英語圏の人と四六時中行動を共にするというのが
最高の英語の上達方法だと思います。
僕がKerikeriでアメリカ人と出会ってその後半年以上も一緒に住んで、
いろいろと教わったように、つたない英語でもいろんな人と話していれば
きっと気の合う人が見つかると思います。
特に今の時期は学生が休みになるので意外とKiwiの学生が、
バイト兼旅行で働いていたりします。
通常の時期はバッパーでKiwiと知り合うのはなかなか難しいので、
今の時期は良いチャンスかもしれませんね(^o^)
あ、でも昼からワインなんか飲んでふらふらして、
「あーあいつは金持ち日本人だろー」
なんていわれないように気をつけてくださいね(笑)

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