
週末はまた少し雨が降ったため、気温が少し下がりました〜お昼間で10℃でしたし。

ニュージーランドの夏は初めてのcheikoには、
「うむ、こっちの夏はもしかして冷夏のような感じで、しかも儚いものなのかなぁ」
と思わされるような気候です。ベテランのKiwiたちに尋ねると、「1月の半ばくらいまではこんな気候が続くよ、まぁ焦らないで気長に夏を待つことをオススメするね。」とのことでしたッ。ということは、つまりは春の時期が長いのでは?!とcheikoは思うのですが・・・日本では桜同様、短く美しい春!⇒これがニュージーランドでは長く美しい春!
時代をさかのぼって今からおおよそ700年ほど前のこと、 、、
「夢の中のようにあるわけでもなく、過ごしてきた年月を思い返してみると、花の散るのを嘆きながら春を過ごしてきたことだけが思い出されます」
といった意味で、式子内親王(しきしないしんのう)によって歌われた和歌、
『はかなくて過ぎにしかたを數(かぞ)ふれば 花に物思ふ 春ぞ經(へ)にける』
のように春といえば儚くとっとと過ぎ去ってしまうものというイメージ。でも、ここニュージーランドではそんな春が長いわけですから、どんな歌を歌われたのだろう、どんなセリフが毎年人々の口から嘆かれたのだろう・・・としみじみ考えさせられた週末でした。


というのは、真グリーンの地上やエメラルドのような色の海が反射でとっても映える快晴のお天気と、灰色(グレー)?群青色(ウルトラマリン)?などなど見る方向によって違う厚くどっしりと広がる雨雲との混合お天気だったからです。



でもウルトラマリン色の雨雲を見たのは初めて☆
最初は空なのだと思っていたくらい青により近い色。そんな不思議な雲の色を目の前に、今度は振り返ってみると、なんとまぁ見たこともないオレンジ色というよりは金色の夕焼けと虹。カメラが手元になかったため、お見せできないのが残念なのですが・・夕焼けのお隣は薄紫と薄ピンクの細長―い雲が横に並んでいました。
雨のあとのニュージーランドの空って何色ものカラーでグラデーションがどこまでも続きます。晴れの日の青空も見る方向により色が違うんです。

桜を例に春は儚いものとして歌われる日本、cheikoはニュージーランドでは空を例に、長い春だけれども一瞬一瞬で変わる空のどの色も見逃したくないと歌いたいですッ。同じグラデーションの空は二度と見ないのです。もう20日もすれば、世界中が新年を迎えます。1年を振り返ったり、新しい年の抱負を語ったりするには最高のニュージーランドです。こんなニュージーランドの空、ずっとずっと眺めていられたらなぁ〜と心底思います。
ニュージーランドへ移住してくる人、ワーホリや留学生のように期限付きで来て延長して残っている人、一度日本へ帰国してもまた戻ってきて住みついてしまった人。そんなニュージーランドLOVERSの仲間入りとなりそうなcheikoです。もちろん、良いことばかりではありません。。嫌なこともあります。でも、嫌なことよりも良いことのほうが断然勝るかな!
皆さん、今日は何色の空を見ましたか?

ニュージーランドの春、いいですね、という方。
日本は寒いです、という方。
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(cheiko)