先日、ホテルチェックインアシストのお仕事のためホテルでお客さんの到着を待っていたのです。ポルピが担当するお客さんはまだ少人数だけなのです。
この日はハネムーンでのお客さん2名。予定よりだいぶ遅れているのに来ないので新聞を読んでいたのですが、そこで日本人旅行客の団体さんがロビーへとやってきたのです。これはよくあることで、ポルピは団体さんがまとまって座れるように端の方のソファに移動しました。
しかし、この団体さん次々とポルピの周りにやってきて
みんな
一斉に
話しかけてくるのです。
団体さんに慣れていないポルピは一気に緊張してしまいました。初めはポルピを担当のガイドと間違えているのかな?と思ったのですが、お客さんは
あの人が私達の添乗員さんよ!
と。
ではなぜ離れているポルピの周りに集まってくるのだろう...と疑問でした。
気が付けば団体さんの中心にいるではありませんか!




しかし困惑している暇もなく会話が全然止まらないのです。一斉に話しかけてくるのでどの方から返事をしていいのかも分からず、また何よりもこの人懐っこさにびっくりしていました。
何なんだ??
この団体さんは...。
と思っていた矢先、団体さんの1人が
日本のどこ出身??
と仰ったので答えると、なんとこの団体さん
ポルピの
地元の人たち
だったのです!



同じ県のみならず同じ市で、ポルピも団体さんも仰天。
団体さん 「ガイドさんの実家は街のほう?」
ポルピ 「はい、街のほうですね。市役所の近くです。」
団体さん 「本当に?私の家はヤマダデンキの近くなのよぉ〜。」
なんて細かい地理にいたるまで話が盛り上がってしまいました。
あんな田舎の街から団体さんがニュージーへいらっしゃるということに小さな感動がありました。また話していて全く違和感がなかったのは方言のせいかもしれません!あの独特な語尾上がりの方言にポルピも団体さんもお互いに心地よさを感じていたのかもしれません!
しかし、今までロビーでの待機中に団体さんを見かけることは頻繁にありましたが、団体さん全員が他社のガイドであるポルピに興味を持ってくださったことは初めてでした。
ポルピの地元の人々は人懐っこいの人柄なのでしょうか?
今知り合ったばかりとは思えないくらい近くまで寄ってきて話し始めるのです。田舎から出てきたから何でも珍しいのでしょうか?
私達と一緒に地元まで一緒に帰ろうか?
家族に代わりにおみやげ持っていってあげるよ!
などなど別れのあいさつに嬉しいお言葉をたくさんいただきこの日も改めてガイドをやっていてよかったと思ったのでした。
出会いは
思わぬところで
あるのですね。
(ポルピ)
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