
そしてこれがポルピの最後のブログです。3ヶ月の短い間でしたが本当に楽しく書かせていただきました。
そして今まで読んでくださったみなさんに感謝しています。またニュージーでの生活を思いっきり書かせていただく上にそれをたくさんの人に伝えることができるという機会をくださったこと、本当にありがとうございました。
文章を通じて、すばらしい出会いがあり、こんなに共感できたり、笑ったり、驚いたり、人と人のつながりってどんな形でもできていくのだなぁと教えられました。またみなさんのコメントからもポルピはいろいろな事を学びました。
雑学、知識を学んだのはもちろん、人それぞれの考え方を目の当たりにでき、毎回ブログを書くのもコメントを読ませていただくのもポルピにとって人生の教科書づくりみたいでした。一生心に残る3ヶ月になりそうです。本当に、本当にありがとうございました。
最後に夢について語らせていただきます。
ポルピはニュージーに留学する前、小学校の頃からの絶対揺るがない夢がありました。人に言えるほど大した夢ではないのですが、ポルピは密かにそれに向かって走りつづけていました。どうしてポルピにその夢ができたかというと、それは小学生の頃、ある朝の父の言葉でした。おそらく父は何気なく言っただけかもしれません。しかしポルピにとって心の中で何か弾けたような衝撃があったのです。小学生ながら
これだっ!!
と。
それまで夢はありましたがどれも現実離れしていてそれに向かって努力や真剣さはなかったのですが、この日からポルピはこれがポルピの夢、と決めたのでした。目標ができて自分が変わっていったと思っています。
自分がそのために必要なことに目を向けるようになったし、行動も起こすようになりました。もし、あの時、父が言わなかったら「目標に向かって努力する」ということをいつ学ぶことができたか想像がつきません。まだ幼いころに夢への道しるべをくれた父に感謝です。
しかし、不思議なことに留学後、ポルピのこの夢は色褪せてしまいました。

多種多様な国籍、年齢の人と出会って、海外の生活や文化に触れてみて、今までとても小さな世界にいたと実感し、もっと違うものを見てみたくなったのです。
まさに価値観が変わったのです。

今、夢に向かって頑張っている人も、何か迷っている人も、何がしたいのか自分でも分からない人も、知らない世界に飛び込んでみると何か違う発見があるかもしれません。
ポルピはその発見によって新しい夢を見つけました。

幼い頃は父の意見が未知で、大人になった今は海外というのが未知の領域だったのだと思います。夢が簡単に変わるのは真剣ではないから、と以前は決め付けていました。ですが
何かのきっかけ、というのは突然自分を変えてしまうのです。
「絶対」というものはないのだと考えるようになりました。
新しい夢、と大袈裟に言っていますが、客観的にみたらこの新しい夢が以前の夢よりも大きなものではないかもしれません。でも
大切なのは自分に夢があるか、ということだ
と思います。たとえどんなに小さな夢だとしても。夢があるからこそ、情熱が生まれるのだと思います。自分自身に磨きがかかっていくのだと思います。
これからも何かのきっかけで夢が変わってしまうかもしれない。でもそれまで精進してきたことは無駄にはならないし、次への糧となって自分を助けてくれるとポルピは信じています。
みなさん、
夢はありますか?
ポルピはあります。だから人生、毎日楽しいのです!!

ポルピさん、最後ですか、という方。
ポルピさんの夢は何ですか、という方。
私も夢があります、という方。
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お父さん、元気ですか、という方。
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(ポルピ)