
みなさん聞いてください。
今ニュージーは景気が良くて、ポルピは大変なのです。
というのも、急激なインフレーション

インフレに
取り残されています。
この4月から最低賃金も、時給9.5$から時給10.25$に上がりました。2000年では最低賃金の時給が7.5$だったというのが信じられません。物価が上がっても、働いている人のお給料も増えるのだから世の人々にとっては問題ないでしょう。が、しかし、ポルピにとっては
厳しい節約修行の
始まり

です。
とにかく初給料までは策を練らねば...と考え、
自炊しよう!

と決めました。ニュージーは野菜、果物、お肉などの農作物はおいしいし、安いのです。料理はポルピの怠惰精神により、進んでしようと思うほど好きではなかったのですが、続けてみると楽しくなってきて、今では毎日
「今日のおかずは何にしようかしら?」
なぁ〜んて主婦みたいになってきました。

ある日のこと。揚げ出し豆腐が食べたい!と思い、おろし機がないことに気付きました。揚げ出し豆腐に大根おろし、欠かせません。何としても手に入れなければ...
ところで、みなさんご存知でしょうか?ニュージー国内でモノを生産してないに等しい、つまりほとんどが輸入なので、モノは日本よりちょっと高いのです。ですが、ニュージーにもあります、今のポルピの支え、2$ショップ(約160円)。日本の100円ショップみたいなものです。
で、早速おろし機求めて2$ショップに行きました。
「トゥーダラ(2$)ショップ、トゥーダラショップ〜♪」

とお店で流れている定番の歌を口ずさみながら向かったのですが...?!
なんと、
2$ショップが、
2、3、4$ショップに
変わっていたのです。

2$のものは数少なくなっており、結局おろし機は3$でした。インフレの波が隅々まで行き渡っていると実感しました。
そんなポルピの苦境とは裏腹に、景気が良い街は生き生きしています。ニュージーは社会福祉の水準も高く、失業者には無期限で手当てが出るのです。何だか誰も働かなくなってしまいそうな気がしますが、現在の好況、職も豊富だし、働いたほうが手当てをもらって生活するより得なのだそうです。

人々がせっせと働いて街を繁栄させている真っ只中。豊かな街で暮らしているというだけで、人々の表情もとても豊かに映るものですね。

ポルピも早くお給料を手にして、豊かな生活の仲間入りしたいです。


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(ポルピ)