
オーナー(キウイ):「これは?」
スタッフ一同(日本人):「いいですね!!」
オーナー:「じゃあこれは?」
スタッフ一同:「・・・」(沈黙)
オーナー:「(笑)知ってるよ、日本人ってあんまり良いと思わないとき、何も言わ
ないよね」
確かに

もっと気軽なシチュエーション、例えば友達同士の場合は
「自分はYES」

あるいは
「自分はNO」

と言えるけれども、こういう、人間関係に距離感があるようなシチュエーションでは特に、自分がNOと思っても他人の答えを待ってしまうことがある!
あー私、
“超日本人的反応”
してたんじゃん!
ま、私は日本人なんですけどね。
NZに来て学んだ事の一つがこれ。ジェイちゃんも以前ブログに書いてたけど、必ず意見が求められるし、仮に言わないなれば=「意見なし」、と思われる。
以前、友達が語学学校の先生に対する不満を言っていたときの事。
友達:「でもさぁ、
普通分かるじゃん?」
いや、分かるわけないのだ。生まれも育ちも文化も違う人達に、
あえてもの言わずして「私の気持ち、分かってよ!」とは、無理難題。
大体、仮に言ってみたところで100%理解してくれるかどうかも疑問なのに、
何も言わずに「推し量れ」
とは
おぬし、彼女は
サイコメトラーではないぞ

と。
要は、思ってる不満があるにもかかわらず、事実として
「彼女は何も言わなかった」=「彼女はhappyだから何も言わないのだ」、
と思われるのだ。
そう考えると、日本人の場合は違うかもしれない。
「彼女は何も言わなかった」=「彼女は意見はあるけれど、聞かなかったから言わなかった」
あるいは「シャイだから言えなかった」など、裏を考える事も出来るだろう。
あーなんて複雑なんだろう、日本人って


だからその文化に慣れてしまっている私たちにとっては、
「自分が思っていることをはっきり伝える」事が苦手
なのと同時に、日本人のその感覚を、つまり
「分かってよ!」という感覚を同じように他の文化圏の人達にも期待しすぎてしまっている
と思う。
で、期待した挙句、相手に察してもらえず「分かってもらえなかった」「期待はずれだ」など、よく考えるとずうずうしい。

つらつら書いたけど、要はこういうことだ。大きなアイスクリームを食べたければ
「1 BIG scoop please」と言おう!
「BIG」と言わずに待ってるだけでは、ただの1 scoopにしかならない。でも「BIG」とつけ加えれば、「BIGにして!」という意図を相手に投げた事になる。後は店員さん次第。
そういうことだ。
いや、そういうことか?笑
まあこっちのアイスクリームはそもそもがとてもBIGなので、「BIG」を付け加えるととんでもない大きさのものが出てくる。ご注意あれ。

なるほど、という方。
その通り、という方。
考えなければいけません、という方
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(べっち)