日本、まだまだ甘いな・・・。
さて今日はキウイの夫婦について。

以前ワイトモケーブに行った時の事。鍾乳洞の中に形作られた鍾乳石を色々なものに例えて説明されたのですが、ガイドさん、とある3つの石を指差して
「これは典型的なキウイのファミリーです。この大きな石が奥さん、背負われてるのが子供、そして・・・この脇の小さな石がだんなです」。(一同爆笑)



と例えられるように、
キウイの奥さんは
だんなよりも強い
と言われている。
私の勤める会社は、キウイの女性(31歳)がオーナーでだんなさん(32歳)がパートナーの、こじんまりしたところ。オフィスは彼らの自宅の一室






オーナーが本当に忙しく、家に居ない事もしばしばなので、
料理はほとんどだんなさんが作る。

家事もだんなさんがする。

子供の幼稚園への送り迎えもだんなさんがする

ほとんど全部ジャン!
でもこのキウイの「主夫」スタイル、だんなの仕事によりけりだろうけど決して珍しい事じゃないと思う。私が見てきたキウイの共働き夫婦の内、ほとんどのだんなさんは料理を作れ、家事も奥さんと分業。前のホームステイファミリーにいたっては、だんなさんはケーキまで

本当に良く出来たキウイの男性達。

で、考えてみた。
これはキウイの男性の「血」なのかと。元々家事炊事料理洗濯が好きなのかと。
しかしこれはおそらくキウイの「血」以上に、奥さんのしつけによる賜物だろう。事実、前のホームステイファミリーの奥さんは
「だんなさんを調教した」
と証言している。
「料理が上手に出来たら、出来るだけ褒めてあげるのよ!」
なるほどー。しかし元々何も出来なかっただんなが、たった1年でケーキまで焼けるようになったのは21世紀の大きな進歩。
そして先日の事、タイミングよく調教現場を目の当たりにすることに・・・。
会社にオーナーのだんなさんから電話が掛かってきた。どうやらだんなさんに洋服の買い物を頼んだらしいが、だんなさんから「服が見つからないよ」と電話が掛かってきたのだ。
オーナー:「どこにいるの?」
だんなさん:「子供服売り場。君のサイズはいくつ?」
オーナー:「(じゃあ見つかるわけ無いじゃん、と思いつつキレずに)子供服売り場じゃなくて、レディースに行ってくれる?そしたら見つかるから。」
だんなさん:「あーわかった。」(ガチャリ。)
オーナー:「買い物を教えるのは時間が掛かるわ。ふぅ」
オーナーの服を買いに行ったのに子供服売り場に直行するだんなもだんなだけど、至って穏やかに、それでいて「頼む」というより
「優しく命令」

しているオーナーはさすが、慣れたもの。
共働き夫婦が増えてる社会で、この術は是非必見。
但し、だんなさんが余りに使えなくて、「育夫ノイローゼ」とかにはなりたくないですね。

キウイの男性、いいですね、という方。
私の彼もケーキ焼けます、という方。
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(べっち)