
このごろパーマストンはすっごぉく寒くて、誰と会ってもまず
「寒いね、ホント寒い!」

という会話ばっかりです。家の中も寒いので、時にはジャンパーも脱がずにいるときもあるジェイです。
さて、今回はつい最近(6月4日)のKickoff-Tさんのお話に触発されたジェイのお話です。
本当の自分って何だろう??って考えるとジェイはどつぼにはまりそうな気分になります。考えれば考えるほどわからなくなるような。そんなことを考えさせられたエピソードです。
先週の金曜日(6月3日)、ジェイは女の子の友達3人で図書館で勉強会を開いていたのです。そのメンバーは
フェナンダ(ブラジル出身、母国語ポルトガル語)、
マリア(トンガ出身、母国語トンガ)、
シュタミ(インド出身、母国語英語)と
ジェイです。
あえて、出身地と母国語を書いたのはこれにまつわるお話だからです。もったいぶらないでいきましょうか。
4人とも共通する言語は英語しかないし全員英語に特に問題もないので
ずっと英語で話す
わけですよね、そこへマリアの友達トンガの子がやってきました。トンガ人同士で、トンガ語でしゃべるわけですよね。そのあとフェナンダの友達がやってきて、今度はポルトガル語で話すわけです。そして今度はジェイの日本人の友達が来たので、ジェイは
「元気?もうすぐ試験だねー!試験いくつあるの??えっ?いつ終るの??終ったらごはんでも食べに行こうよ〜」
なんて会話を日本語で交わしたわけです。
そうすると、シュタミが
「みんな2ヶ国語しゃべれるんじゃん!!いいなぁ。あたし英語しかしゃべれない!!」
と言うのです。シュタミはインド出身ですが、ニュージーランドで育ったためにインド語(そんな言葉存在するか分かりませんが笑)は話せないのです。そしてシュタミいわく
「なんか
ほかの言語しゃべってる時、
ジェイ違うね」
と言うのです。
違う??何が違うの??
と聞くと、なんとなく、としか言わないのですが。ジェイはそんなこと考えたこともありませんでした。確かにジェイは
日本語を話すときのほうが気を使います。
日本語は歳の差によって微妙に使う言葉も変えなくちゃいけないし、日本人として日本語を間違えると恥ずかしいので単語も正確に使おうとするからです。それが、人からみて違いを生むのかな??
もし、英語をしゃべっているときのジェイと日本語しゃべるときのジェイが違うとしたらびっくりです!自分では全く気が付かないですからね。どっちが本当の自分なんだろう?って考えさせられてしまいます。
どっちも自分なんだけど、自分じゃないような・・・・・。
しかもシュタミの言ったことがとっても耳に残りました。2ヶ国語しゃべれてかっこいい!!って。ジェイは
「英語上手でいいなぁ」
と思ってばっかりいたので、そういうコメントをもらうと不意打ちです。そういう考え方も
あるんだなぁと思いました。そして素直にうらやましいなぁって言ってくれるシュタミがすごいな!と思いました。
ちょっとバイリンガル気分なジェイでした。

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(ジェイ)