パーマストンは雨続きの典型的な冬を迎えています。
買わなきゃ、買わなきゃと思っていた手袋をいつのまにかスーザンが買ってきてくれたので、とってもうれしかったです。ちゃんとジェイのジャンパーと帽子に合うように色を選んでくれました。
さて、今回はジェイの古い車、その後です。
ジェイは2年程前からと〜っても古いホンダのシビックという車に乗っていたのですが、車のサビがあまりにもひどくなって、車検を通すのが大変になってしまい、結局新しい車が日本からやってくるということで、シビックちゃんはあきらめることにしました。
解体屋さんに売ったり、誰かに格安で売れないかなぁと考えていたのですが、ジェイのボーイフレンドが一緒に働いているタイ人のおじさんが車がなくてとっても困っているというのでタダであげることにしました!!
そのタイのおじさんは、奥さんや子供さんをタイに残したままひとりでニュージーランドにやってきて、仕事してお給料をタイに送る生活をしています。
マッセイ大学のカフェテリアでアジア料理のコックさんとして働いているそうなのですが、この寒くて雨が降る中、毎日自転車で30分くらいかけて大学まで通勤してくるそうです。車が必要だと思っていたそうなのですが、お金の面でなかなか工面がつかずにあきらめていたそうです。
そこで、タイ人で同じ職場のおばさんがジェイのボーイフレンドにジェイの古い車をどうするのか聞いてきたので、そこまで困っているならとタダであげることにしました。
結局解体屋さんに処分を頼むとしても逆にお金を払って処分することになると思うので、それを考えればタダでもらってくれるほうが安く上がりそうでした。
ニュージーランドという国は、困っている人にとても寛大でよく難民としてニュージーランドに来た人もたくさん会います。
たとえばソマリアやカンボジアからなどです。
みんな移住してきて、生活の基盤を作ろうとして頑張ってはいますが、なかなか簡単なことではなさそうです。
言語の問題や文化の違いなどで戸惑うことも多いらしく、大変なようです。
このタイのおじさんも難民というほど貧困で困っているわけではなさそうですが、なんとか家族をニュージーランドに呼びたいと頑張っているので、ジェイも何かしてあげようという気持ちになりました。
ジェイも学生で決してリッチ☆なわけではないのですが、このくらいだったらできるかなと思っていました。
おじさんはタダで車をゲットしても、結局サビの修理代は払わなければならないのでお金はかかると思いますが、車を買うことを考えれば安いと思います。
おじさんにはこれからも頑張ってほしいです!!
ジェイも頑張ります!
(ジェイ)
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