パーマストンは最近風が強くてジェイは向かい風で歩くと歩いている気がしません。

3歩進んで2歩下がる気分です。

さて、今回はジャスティンの21歳の誕生日パート2です。
ジャスティンのママはおなじみスーザンでシンガポール出身ですが、ジャスティンのお父さんはマオリなのです。
ジャスティンが10歳くらいのときに離婚したそうですが、ウェリントンに住んでいるのでパーティーにも駆けつけてきました。

最初はジャスティンのお父さんのほうの家族の集合写真。
ジャスティンにマオリ語の歌を歌っていました。
さて、ニュージーランドで21歳のバースデーというと
伝統的にカギを送る習慣
があります。
これは大人への扉のカギということで、
大人になる扉を開いてね!
という意味も含まれるそうです。

そこで2つ目の写真はジャスティンがお父さんから
マオリ式のカギ
をもらっているところです。
ジェイはお父さんが説明していたカギに含まれた意味を頑張って聞いていたのですが、マオリの単語が散りばめられていて理解するのがとっても難しかったです。
でもなんだか家宝みたいでした!!
一生大事にしたいなぁと思う感じですね。
次の写真はジャスティンがバースデーケーキを切るところです。

ケーキはスーザンが、自分の働いているキッチンの友達に頼んで作ってもらったのですが、頼んだサイズより
ものすごく大きいケーキができてしまい、
ちゃぶ台ひとつ分
くらいの大きなケーキでした。
(運ぶのもすごく大変でした・・・・)
ところで下の写真で男の人たちがにやにやしながら手に持っているもの、おわかりでしょうか??

正解はビールです!!
まるで理科の実験で出てくるような、なが〜いグラスにビールがしっかり上まで入っていま
す。
それをイッキ!!です。
ジャスティンがもどしてもいいようにちゃ〜んと大きなバケツも用意してあります。

最後の写真はジャスティンが苦しみながらも、飲み干しているところです。
ジャスティンが飲んでいるあいだ、
「頑張れ!若造〜!」的な声と
親しい友達からは
「頑張んなくていいぞ〜!」的なひやかしの声
も上がっていましたが、みんなとっても楽しんでいました。
人の不幸は
蜜の味的な?!
さてジェイが21歳を迎えたのもここ、ニュージーランドでした。
その当時はニュージーランドの若者がこうやって21歳を祝うなんていうことは知らなくて、21歳は特に何もしませんでした。
そのときにスーザンが「ジェイも21歳になったのに、パーティーとかなくてホントにいいの??」と何回か残念そうに聞いてきたことがありました。
今になってその意味がやっとわかりました。
21歳のパーティーはまるでウェディングパーティーのようでした。
たくさんの人に祝ってもらっている感覚、
これからの人生を励まされ期待され、
いい意味でのプレッシャーを与えられたりして。
今夜は自分が主役だ☆みたいな感覚。一度くらいあってもいいのかなぁって
ちょっとうらやましくなっちゃいました。

そして家族が近くに住んでいる、集まれる環境というのもいいんだなぁと思いました。

高校のときから実家から出ようと考えていたジェイにはちょっと自分の考え方が変わったよう
な気がしました。

(ジェイ)
こんな誕生日すごしてみたいという方、
ちゃぶ台ほどもあるケーキ一人で全部食べてみたいという方、
ビールこんなに飲めななーいという方、
この実験みたいなグラスでビール、飲んでみたい方、
自分も21歳のバースデー、ニュージーランドで迎えますという方、
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