「独身なのか??」と
真剣に、
そしてとても心配そうに聞かれる。
日本ではもう既にそれを私に聞くのは「タブー」

誰も口に出さず、また私自身も周りに30代の独身女性も多かったのでほとんど気にした事が無かった。
が、NZに来て色んな国の人(特に韓国人とインドネシア人)にそれを言われると、気にしていなかった私も、時々プレッシャーを感じたり、いや感じた方が良いのかとさえ思ってしまう!?
そんな訳で、色んな人が私に独身男性を斡旋

私は毎週ホストファミリーと教会に行くのだが、先週あった教会でのランチ会のとき
の事。
パスターが私に近寄ってきた。
「ミッション1はうまくいってるか?」
「ミッション1」とはつまり・・・
『Get a proper man!』
既にこれが”ミッション1”なぞと暗号の様に言われる所が本当にミッションっぽい。
「うーん、難しい」と答えると、
すかさずパスター:「おっ、あそこにいる、独身男性!」
...とその目線の先には小柄・口ひげ・東南アジア系の男性が。
「いやー、タイプと違うので・・・」と言おうとした時には既に遅し。

パスターは彼のところに話をつけに・・・。
おぉーーい!
かくしてフィリピン出身の彼は、パスター仲介の元、まずは私のホストファミリーに紹介され、そこで沢山の尋問を受けた後、
「今夜のパーティーに良かったらこの子(私)と一緒に行ってくれ」
とホストにお願いされていた。
ちょっと待て、私の気持ちは無視かい!
彼が去った後、ホストはゲットした彼の情報を全て説明。
「PR(居住者ビザ)を持っている」
「奥歯がない」(パパはいつも歯を気にする)
「歯は無いけど良い人だった」など。
私:「いやぁ、でも彼は私のタイプじゃない」
ママ:「いいのよ、ちょっとパーティーくらい行ってくればー。他に誰か居るかもしれないし。」
んーー。
しかし、その夜、
彼からパーティーへのお誘いの電話は掛かって来なかった。
くーっ!




興味が無い人なのに、電話が掛かってこないという、
この微妙な敗北感!!
ホストは電話が無かった事を知ると途端、
パパ:「実は僕は彼を気に入っていない」とか言い始めるし。
いいんです、もう。
女29歳、へこたれません、
勝つまでは!!
(べっち)
べっちと一緒にパーティに行きたい方、
ビバ29歳!私も29歳!という方、
心配してくれるホストファミリーがいていいねーという方、
29歳なんてまだまだ若いじゃないという30代以上の方、
べっちの気持ちよくわかるわーという方、
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