
週末はどうでしたか?パーマストンは急に気温が下がって、秋を通り越して冬に入ってしまったようです。電気毛布が欠かせなくなりました。
さて、ジェイは日本で起きていることはインターネットでのニュースやコラムを読むことでしかわからないのですが、最近
中国での反日運動
があちこちで起きていると読みました。
マッセイ大学のビジネス学部では、今年でこそ少なくなりましたが、ジェイが大学で勉強し始めたころはクラスの半分以上が中国人ということも珍しくないほど中国人が多いのです。日常的に中国語が聞こえてきたり、中国人を見かけたりする
ジェイにとって
このニュースは
衝撃的でした。
正直に言うと
かなりショックでした。
大学にいる大多数の中国人は同じ故郷を持つということで、いつもグループでかたまっていることが多く、どちらかというと内向的な面があるように見えます。言葉の壁もあるのか、授業中は発言したりもしますが中国語を話さない国の人、キウイやほかの国からの留学生も含め、そういう人たちにはあまり興味がないようにも見えたりします。
その中国人が、ひとつの国籍、または国に対してあれだけ激しい暴動を起こすことができるのかとっても不思議でなりませんでした。
そして日本人として、とても悲しいと思いました。
また、暴動まで起こさなければならないほど、愛国心や自分の国に対する情熱があることにびっくりしました。
日本では、一時期「若者の無関心」という言葉が広がりましたが、そんな問題はどこへやらという感じがしました。
ニュージーランドにいるジェイとどう関わりがあるのかというと、やはり安全面です。
ニュースを読んだ瞬間、ジェイは正直に言って背筋が凍りついたようでした。ニュージーランドにいる中国人はきっと本国にいる中国人より暴動の精神的影響が少ないとは思いますが、ニュースの中でネット上で反日運動を呼びかけたり、日本政府のホームページに攻撃を計画したりと
国境は果たしてどれだけの意味を持つのか
不安になりました。
きっとこういうことは日本にいたらほとんど考えないことだと思うのです。大多数の日本人の中にいて中国人と接する機会というのはジェイが日本にいた18年間一度もありませんでした。しかしニュージーランドでは、例えば今の会計のクラスには中国人は10人くらいいます。日本人はジェイとジェイのボーイフレンドくらいです。10人でよってかかってこられたら・・・・・なんて考えるのは考えすぎだと思いますが、
もし中国人が少しでも日本人に対するフラストレーションを持っていたら・・・・・と考えるのはやはり悲しい、寂しいことです。
海外に出ていろいろな国の人たちを接する機会が増えるにつれ、いろんなことに敏感になるようになりました。
「日本」という国をしょっているのと意味的にはそう代わりはないと思っています。たまにまだ日本にはサムライがいると思っている人がいたり、ハラキリしてけじめをつけたりすると思っていたりと誤解している人たちもいるので、きちんとした真実を知ってほしいと思います。
世界でも品質はトップクラスの、「”日本製品”を買わないようにしよう!」なんて言われてしまうのは本当に寂しいことです。
一日も早く落ち着いてほしいと思います!

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(ジェイ)