
週末はいかがお過ごしですか??
ジェイは2週間の中休みもこれを書いている今日、日曜日でおしまいで、明日からまた学校が始まります。
さて、ジェイは今勉強している単位で、
「Estate and
Tax Planning」
という言葉の意味はわかるんだけど、微妙に訳しにくい単位を取っています。

「財産と税金に関する
将来計画」
となるでしょうか

つまり、
遺産相続や離婚などによる財産の分配、税金を効果的に法律にのっとって、いかに少なくするか
などを勉強します。その単位の課題をやっている時に、
「ニュージーランド
やるじゃん!」

なんて思ったことがありました。人によっては死ぬ前に遺言書などを書く人もいますが、必ずしも全員が遺書を残すとも限らないので、遺書を残さなかった場合の財産相続のルールなどについて調べていたところ、
「財産相続の権利は
“De Facto Partnership”にも
適用される場合がある。」
と書いてあるではありませんか!!!
つまり、カップルであれば
法律上入籍していなくても、入籍してる人と同様の権利が与えられる場合がある
ということなんです。しかも、カップルは必ずしも
男性と女性でなくてもいい

と注意書きがありました。この「事実婚関係」として認められるためには、片方が死んだ時に2人が一緒に住んでいることが基本ですが、その他性的な関係があったか、金銭面または家事面での貢献はどのくらいあったか、一緒に所有していた財産はどのくらいあったかなど様々な事を考慮して決定されるそうです。
でも基本的には3年以上同棲していれば、関係があったとみなされるそうです。
例えば、もしジェイがボーイフレンドと付き合いだしてからすぐ同棲したとします。もう付き合いだしてからかれこれ3年以上経つので、これでボーイフレンドが事故などで亡くなった場合、
ジェイは
ボーイフレンドの
車やステレオなどを
相続する権利が
与えられる
かもしれないのです


また事実婚関係から持たされた子供もきちんと、故人の子供として法律で認めるそうです。
調べていくうちに特に離婚することに抵抗がないウェスタン的な考え方かなと思いました。正直、
法律も結構実社会に基づいているじゃん

なんて驚いてしまいました。
30年以上も愛人として、やっと正式な妻の座を手に入れた人もテレビに出ていましたしね。テレビを見ながら、「この人、特に入籍しなくてもニュージーランドの法律じゃ財産相続できるのに・・・」なんて思っていたジェイでした。
日本でも実際に入籍はしないけれど同棲しているカップルのことを「事実婚」というのが一般的に広まってきたのではないかと思います。男性と女性のカップルだけではなく、例えばお年寄りで一人暮らしもなんだからと一緒に助け合いながら暮らすおばあちゃん、おじいちゃん達もいるそうです。
これを機会に、日本ではどのような法律になっているのか調べてみようかなと思いました。

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(ジェイ)