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2005年04月30日

選択

「ニュージーランドでボートビルディングの資格と取ろうと思い、まず、語学学校に通いました。その資格を取ろうと思っているのは学校に私一人でした。

友達は、

「そんなにがんばらなくてもいいじゃん。一緒に遊ぼう。」

といつも私を誘い、結局私は、

その資格を取るコースに入るだけの英語力がつかないまま帰国することになりました。

その友達は今でも学校にいます。

その友達さえいなければ、今頃あこがれの資格を取っている

かと思うと、

彼のことが憎くてたまりません。



「ワーホリでバックパッカーでエクスチェンジしていました。

私は将来日本でバックパッカーズホステルをやりたい


と思っています。そこでそこのオーナーに、

「ずっと働きたいのでワークビザをサポートして欲しい」

と言うと二つ返事でOKしてくれました。書類を揃え移民局に提出しましたが、

結局却下

されてしまいました。どうもオーナーが就労ビザのことをあまりわかってなかったようです。わからないなら安請け合いしないでほしい。私の人生計画が大きく崩れました。

この責任はどう取ってくれるのでしょうか。




大きな目標を持ってそれに向かって進んでいる時に、いろんなことが起こります。足を引っ張られるようなこと、行く手をふさがれるようなこと。その目標が大きければ大きいほど「抵抗」も大きく感じます。



そしてその「抵抗」によって、自分の当初の目標が変わったり、達成できなかったり、うまく進まなかったりします。そんな時、


うまく行かないのは全てその「抵抗」のせいだ、

その「抵抗」がなかったら今頃何もかもうまくいっていたのに、



と思います。そう思う気持ちはわかります。私も同じ立場ならそう思うかもしれません。



では、気持ちではなく、事実はどうでしょう。本当に友達やオーナーのせいで、うまくいかなかったのでしょうか。



私は、


何かうまくいかないことが起こった時、とりあえずその原因を自分の過去に求める


ように努力しています。言い換えれば、


今現在自分がここでこうしているのは、全て自分が選んできたその結果だ、


と思うようにしています。



事実、誰かに脅されて何かをしたとか、誰かに無理やり引っ張られてどこかに連れて行かれたとかいう経験は、ほとんどありません。つまり、自分の意志でここまで来たということです。



過去には、信用していた人間に大切な約束を反故にされたこともあります。相手ははじめから約束など守る気がなかった人でした。でも、そこには相手を信用しようと決めた自分がいたのです。はっきり言うと、無知で経験不足の私がいたのです。なにも、脅されて無理やり約束をさせられたわけではなく、自分で決めたのです。



人は常に瞬間瞬間を、何らかの選択をしながら生きているといえます。

イメージとしては、自分の前方に右、左、真ん中などと2次元的に選ぶ道があるだけではなく、自分自身は広大な空間に存在していて、次の一歩は、例えば、右斜め上とか左斜め下とか好きなところに踏み出せる、3次元の選択肢があるイメージです。つまり、


無限の選択肢があって、次どこに向かうのかを瞬間瞬間に自分自身で決めて生きている

感覚です。



例えば、私は今このブログを書き続けてもいいし、書くのをやめてネットサーフィンを始めてもいい。記事を書き上げてからパンを食べてもいいし、友達に電話してもいい。その食べるパンは、今家にあるものでもいいし、買ってきてもいい。電話する相手は、A君でもいいし、Bさんでもいい。相手が電話に出なければ、切ってもいいし伝言を残してもいい。なんとなくテレビを見てもいいし、散歩に出かけてもいい。散歩は、家を出て右に行ってもいいし左に行ってもいい。



仕事場でも学校でもそうです。上司に言われたことを期限までにきっちりやってもいいし、極端に言えばやらなくてもいい。できないと言ってもいいし、自分が受けた仕事を後輩に任してもいい。いつもどおりに学校に行ってもいいし、行かなくてもいい。わからないことを先生に質問してもいいし、しなくてもいい。




非常に不安定な空間、言い換えれば非常に自由な空間にいて、次の瞬間どうするかを常に自分で決めて生きているのです。



極端過ぎると言われるかもしれませんが、たとえ頭の中だけでも、一度こうやって自由に自分の選択肢を広げてみる。

次の瞬間の自分の行動は、無限の選択肢の中から選ぶことができるというイメージを持ってみる。



そして、過去になぜ、自分はその瞬間たった一つのその選択肢を選んで来たのかを考えてみます。



なぜ、上司に言われた仕事は期限までにきっちり仕上げたのか。なぜ、毎日朝起きて学校に行ったのか。なぜ、先生に質問しなかったのか。なぜ友達が行こうといったところに一緒に行ったのか。なぜ、ワークビザを申請したのか。なぜ親の言ったとおりにしたのか。なぜ親の言ったとおりにしなかったのか。なぜ留学に来たのか。なぜ留学に行かなかったのか。



よく考えると、ある瞬間、「そうしよう」と、自分自身で決めた方向に一歩を踏み出した自分がいたことに気がつきます。



過去の次は今と次の瞬間を考えてみます。なぜ今私はここでこうしているのか。次の瞬間、どこに一歩を踏み出すのか。右か、左か、右斜め上か。そしてその次の瞬間は。左か上か下か。それはなぜか。



今現在の自分の場所を変えることができるのは、自分だけです。なぜなら、自分だけが次の一歩をどこに踏み出すのかを決めることができるからです。



次どこに向かうのかを最後の瞬間に決めるのは自分です。



そうやって生きてきたのですし、そうやって生きていくのです。



いろんな理由は後からつけることができます。周りの人が自分をそうさせたと言うのは簡単です。あの人が言ったからこうしたのだ。あの人が何もしてくれなかったからこうなったのだ。でも、実際によく考えてみると、全ての瞬間、次の一歩をどこに踏み出すのか、自分で決めてきたのです。



私は、今あまりよくない状態の人に、結局自分が悪いのだといっているのではありません。「良い」「悪い」という基準を持ち込むのではなく、単に、今現在自分がここに「在る」のは、今まで自分自身で選んで来た過程の一つの結果だ、ということです。その結果が、良いのか悪いのか、楽しいのか悲しいのか、それはまた別の問題です。


ただ、今現在自分がここに「在る」為に、数え切れないくらいの選択があり、その選択は他でもない自分自身で決めてきたものだということです。



今自分がここにいて、こんなことをしているのは、自分が選んで来た結果で、次の瞬間どこに行くのかは、実は無限の選択肢の中から選ぶことができるのだ、とたまには考えてみてもいいのではないでしょうか。



ひらめき
なるほど、という方。
そうかなー、という方。
わかりにくい、という方。
そして次の瞬間どうするの?という方。
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)



(Kickoff-T)
posted by キックオフNZ at 10:10 | Comment(8) | TrackBack(0) | Kickoff-TのHard Talk

2005年04月28日

一次帰国 & チートモ最終回

こんにちは!チートモです。晴れ


これが私にとって最終回のブログになってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)


早いもので3ヶ月。今まで



応援ありがとう!黒ハート





さて、この度友人の結婚式のため日本へ一時帰国をしました。飛行機


皆に


「友達の結婚式でワザワザ帰国?」


なんて言われたりもしましたが、もし、私が逆の立場でも彼女には来て欲しいなぁ。と思えたので


迷わず一時帰国ぴかぴか(新しい)


日本には約2週間の滞在です。


chitomo_280405_1.jpg



友人の結婚式は、大企業の社内結婚ということもあり、偉い方々のスピーチが続き、大きなケーキと、とても可愛らしいお色直しのドレスなど、この頃にしてはカッチリした式と披露宴でしたが、その中で2人がとてもリラックスして幸せそうだったのが印象的でした♪その一方で、久しぶりに


「大企業って、こんな感じだったねぇ。前、自分はその中に居たけど、今は全然違う世界に暮らしてるんだなぁ。」


と実感したのも確か。懐かしいねぇ。って感じでね(笑)



昨日、以前務めていた会社に寄ったのですが、元上司や元同僚に


温かく迎えていただき、いい気分(温泉)


全く違和感なくすんなりと過ごすことができました。わーい(嬉しい顔)



私の帰国は、


自分自身の現状を見直すのに良い機会だな。目


なんて思っていたのですが、実は、私自身だけでなく、友人や会社の先輩・上司などにとっても、私が居なくなってからの約半年間、それぞれ自分自身が仕事・プライベート・子育てなどで、何がどう変わったか。また、変わらなかったのか。を見直すキッカケとなっているようです。


自分が会社をやめて、思い切ってワーホリ生活を選んだことは、思いの他、色々な方々に注目されて、影響を与えているみたいexclamation



基本的には皆さん私が出国してから全く変わっていないけど、それが人によっては、焦りともなるんですよね。そんな中、唯一変化しているのが、


友達の子供の成長ぶりexclamation×2



赤ちゃんから子供へ。みるみる変わっていきまするんるん


また友達のお母さんぶりも板についてきて微笑ましい限り。



chitomo_280405_2.jpg






二度来ない一瞬一瞬を

大切に。


というのは、ワーホリ生活も子育ても同じかもしれないね。



日本に帰ってきて思うのは、まだ自分にとって、


「日本=現実の世界、自分の日常」


だったんだ!ということです。


NZで、毎日一生懸命暮らしているつもりでも、NZの生活は、まるで現実とかけ離れたふわふわした夢の中の世界のよう。

もちろん、

海外のワーホリ生活は、のほほんとしているようで、決して、遊びではなく、楽なことばかりではなく、貧乏で、不安定で、会社に居たころより比べ物にならないくらい本気で今後のことを考えなきゃいけない、自分と向き合わなきゃいけない


ので、大変!!

今後どうしよう!?という悩みは、日本に居たころと同じだけど、違う環境で、そのような時間を1年間持てるというだけで、本当〜〜に贅沢な時間を過ごしていて幸せだなぁぁ。と実感します。

NZでも沢山の友人に囲まれ、後で思い出して「あの頃は幸せだったなぁ」じゃなくて


ハートたち(複数ハート)「今、本当に幸せ!最高!!」わーい(嬉しい顔)


と思える瞬間が多々あるからっ!それってスペシャルなことじゃない??



日本で沢山の人達に再会し、NZでの、これまで・現状・これからを見直すことが出来て、良い節目になるとともに、「残りのワーホリ生活を充実させよう!大切にしよう!!!」という思いが、今まで以上により強く、ムクムクっと沸いてきました!



これからも、1分1秒を大切に、自然体で且つ、後悔のないよう時にはアグレッシブに!過ごしたいと思います。





chitomo_280405_3.jpg


今までありがとう!!



これからも、このブログ応援していきますので、よろしくねぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)








ひらめき
え!チートモさん今日で最後ですか!という方。
私も結婚式出てみたい、という方。
ワーホリは難しいよ、という方。
写真はチートモさんの子どもですか?という方。
寂しくなるなー、という方。
チートモのために、
クリックで応援よろしくお願いします。
むかっ(怒り)









(チートモ)
posted by キックオフNZ at 04:38 | Comment(10) | TrackBack(0) | ニュージーランド

2005年04月27日

字はきれい?

みなさん、こんにちは!パーマストンのジェイです。揺れるハート


まだまだ寒い日は続きますね。雪


さて、ジェイは最近大学内のオフィスでバイトを始めました。


オフィス内にある小さなお店の店番がジェイの主な仕事ですが、ジェイの働く時間は夕方の4時半から6時半と寮生はごはんを食堂に食べに行っている時間帯なので、結構ヒマなのです。そこでジェイはいつも


書類の分類や仕分けなどのオフィスワークも頼まれたりします。


今日は寮生が提出した用紙を苗字ごとにアルファベットで仕分けして、生徒一人一人のファイルに分類して入れるという作業をしていたのですがこれが


単調なくせに

思ったよりクセもの



でした。


というのも、まず



学生の字が汚い眼鏡exclamation×2exclamation×2



ジェイはニュージーランドに来る前から



「外国人の字は

読みづらい」




という話は聞いていたのですが、


これほどとはexclamation×2


実体験してみないとわからないものですね。


今までのバイトや学生生活のなかでも友達の字を見ることはありましたが、それほど読みにくいと感じたことは特にありませんでした、引越しやさんを除いては。引越しやさんでは学校に行ってない若い子が多かったりしたので、正しくスペルを書けない同僚が多かったのですが、


大学生でこんなだとはexclamation


ジェイにとっては驚きでした。目


外国の人はあまり筆記体で書く人はいないのですが、まず

CとG、

MとW


などはわかりにくいこともありますが、今日ジェイが5分くらい奮闘していたのは

CとS

でした。


ジェイがあんまり奮闘しているので一緒に働いていた受付の女のこが

「わかんなかったら、データベースで検索してみるといいよ」

とアドバイスしてくれたので、わからない、読めないものはルームナンバーを元にデーターベースで検索しなければなりませんでした。ウェスタン系の苗字はある程度発音や予測できそうなものも多かったのですが、ジェイを困らせたのは中東っぽい(あくまでも推測!)苗字や中国系の苗字でした。


中東っぽい苗字のものは明らかに舌をかみそうな単語にしか見えなくて、アルファベットが10こくらい並んでいるのです!!ジェイには呪文のようにしか見えなくまさにデータベースさまさまでした。


中国系はイングリッシュネームが提出用紙にかかれていて、ファイルは本名になっていたりするのでやはりデータベース検索しなければなりませんでした。ジェイが嬉しくなった瞬間は、日本人の名前に遭遇したときです!!


日本人のアルファベットはとってもはっきり、男の子でもきれいで読みやすいのが何よりです。みんな日本人みたいに書いてくれたら、ジェイの仕事がとってもやりやすいのになぁ・・・・とぼやいていたジェイでした。



みなさんの字はきれいですか?!

ひらめき
私も字は下手です、という方。
最近文字を書いていない、という方。
習字は師範級です、という方。
そのファイルもデータベース化してしまえば?という方。
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(ジェイ)
posted by キックオフNZ at 04:19 | Comment(5) | TrackBack(0) | 学校

2005年04月26日

ヘンプ

こんにちは!チートモ@タウランガです。晴れ


私達ワーホリ生活者に共通して言えることは、みんな


お金はないけど、

時間はある!




ということ。

そのせいか、、、日本では普通に購入していたものも、


ハンドメイド=手作り


します。


例えば、お料理。レストラン

日本ではコンビニのお惣菜で済ませていたようなものも、みりんが中々買えない中、お砂糖と醤油で、いかに

日本の味

に近づけるかを奮闘したり、使ったことも無いタイのスイートチリソースを使って日本で食べた

レストランの味

を再現してみたり。。ね。



さて、そんなハンドメイド品として今日紹介したいのは、沢山の人達が身に付けている


「ヘンプ」牡牛座


です。

これは、毛糸ぐらいの太さの、麻の糸を編んで、ブレスレットやアンクレットまたはその他の小物などを作ります。私が中学校ぐらいの時に、刺繍糸で作るプロミスリングとかミサンガとか呼ばれたものが流行っていましたが、、、(私の世代だけ・・・?皆知ってる??)


あれと同様で、ブレスレットやアンクレットに、何か願いを込めて、きつく結んで、常に身につけておきます。

お風呂に入る時もそのまま。そして、


それが切れた時に

願いが叶う黒ハート



というもの。

中学校の時は、願いを込めて編んで好きな人にプレゼントしている人もいたなぁ。(不器用な私は手をつけたことが無かったけど(笑))



ワーホリ生活をしていると、意外な才能をもっている人に出会うもので、手先が器用な日本人の


ヒロ君はヘンプ作りの達人。演劇



日本人だけでなく、一緒に住んでる外国人達も、ヘンプを教えてもらっています。(ちなみに彼は髪の毛も切れるので、私を含め、何人もが彼に髪の毛をカットしてもらっているという、ありがたい存在!いつもアリガトウ!!)



さて、ヘンプ。一番ベーシックな編み方は、4本の糸を使って、端の2本を交互に真ん中に絡めて行くというものや、輪っかを作って結んでいくという、結構シンプルなもの。見よう見まねでしたものの、


初心者の私にも不恰好ながらアンクレットと携帯のストラップが出来ましたexclamation




chitomo_260405_1.jpg





皆、願い事を込めてるのかな??と思ったりしますが、ワーホリ生活は、その時々によって、周りの状況が変わったり、また自分で変えたり、コロコロと変化が訪れて、不安定なもの。そんな時に、今の自分は何がしたいかな。何が願いかな。と、自分の気持ちに問いかけながら、集中して編むのも良いことかもしれません。かわいい


生け花を生けている時にも感じるのですが、


たまには、雑念を捨てて、何かを作成することに集中する。


これって結構良い時間だったりするんですよね。オススメです♪



。。。といいつつ、


私は願いを考える前に編むのに必死で願いを考えている暇はありませんでしたが・・・。ひらめき


後から付け足すと願いは


「とにかく今後も

自分らしく充実した

ワーホリ生活を!!」



に尽きまするんるん



最後にヒロ君の力作集。やっぱり先生は、違います。


chitomo_260405_2.jpg



ひらめきひらめきひらめき
いいですね、という方。
私も作ってます、という方。
ほしい!という方。
初めて聞いた、という方。
その携帯いいなー、という方。
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(チートモ)
posted by キックオフNZ at 06:50 | Comment(4) | TrackBack(0) | ニュージーランド

2005年04月25日

ヒーター

みなさん、こんばんは。ジェイです。揺れるハート


これを書いている日曜日、パーマストンは


とっても寒い雪


です。


もうホントにホントに、ジェイの大嫌いな冬が来てしまったのかと思うとジェイは悲しくてなりません。もうやだ〜(悲しい顔)


ご近所さんのウェリントン郊外ではみぞれ牡羊座なんかも降ってしまいましたexclamation×2



ということで、今回はジェイが知っている限りでの


ニュージーランドの暖房



について書こうと思います。


ジェイは


北海道出身


なんですが、北海道のおうちはとってもいい暖房設備があるので実は家の中にいる分にはあまり寒くありません。

ニュージーランドの家は日本の家と比べて部屋数が多く家自体も大きいことが多いので、家全体を暖めると、光熱費が高くなりすぎるようです。幸運にもジェイのホストマザー、スーザンは寒がりなのでヒーターをつけてくれていることが多いですが家全体が暖かいというわけではなくて、


ラウンジに

大きな

ガスヒーターを

おいて

ラウンジだけが

暖かい



感じです。


ジェイのホームスティではおうちのルールで


部屋にヒーターは置けないがく〜(落胆した顔)


ことになっています。

これはジェイが消し忘れることがあったり、それで火事になっても怖いのでダメということでした。その代わりにスーザンはジェイのベッドに

電気毛布

を敷いてくれました。もし寒いようだったら電気毛布をつけてベッドの中で本を読んだりすればいいね、これなら消し忘れても火事になる危険性は低くなったわけです。

ジェイ自身もヒーターがあるのは快適だとは思いますが、万が一消し忘れなんていうことは嫌だし、絶対にないかって言われると保証はないので毎晩電気毛布で寝ています。あとはパジャマの上にフリースのトレーナーを着たりして寒さ対策しています。

ニュージーランドで売れば絶対に売れるのになーと思うのが


ホッカイロドコモ提供


です。ニュージーランドでは、日本で氷枕に使うようなゴムの湯たんぽは売っていますがホッカイロが売られているのは見たことがありません。ジェイはいつも両親が日本から送ってくれるのでとっても大助かりです。やはりシャワーだけの生活なので、ジェイにとってホッカイロは欠かせませんexclamation×2exclamation×2



ニュージーランドで売っているヒーターには結構種類があります。一番お手軽に買えるのが、


ファンヒーター台風


でコンセントにつなぐと温風が出てくるタイプです。値段自体は安いのですが、電気代がかかるのが難点です。


あとよく見るのが


オイルヒーターいい気分(温泉)


ですね。オイルパンみたいなのが、いくつか並んでいてこれもコンセントにつなぐとオイルパンが熱くなって部屋を少しずつ暖かくしてくれます。これは部屋が暖まるまでに時間がかかるのが難点ですね。


あとは


ガスヒーターどんっ(衝撃)


ですね。おうちに備え付けのガスヒーターと電気屋さんで買えるガスヒーターと主に2種類あります。おうちに備え付けのヒーターはラウンジにあったり、廊下に付いていたりします。電気屋さんで買えるガスヒーターは、移動式で後ろに小さめのLPGガスタンクがついています。ガソリンスタンドでLPGを定期的に入れます。これはヒーター自体の値段が高いですが、スーザン曰く長い目で見るとLPG代だけですむので結局は安くあがるみたいです。

ジェイの友達も4,5人でフラットしている友達が多いですが、


冬場は光熱費を抑えるのが生活費を安くする課題


みたいです。ジェイのボーイフレンドは今は一人で住んでいますが、ラウンジに備え付けのガスヒーターがあるので冬場になると急にガス代が高くなりますが、それしか方法がないので仕方ないです。


ボーイフレンドの家はガスヒーターのほかにシャワーもガスなのでなかなか比べられませんが、ちなみに平均すると冬場は70ドルくらいガス代を払っているみたいです。



まだまだ冬は始まったばかりですが、冬が苦手なジェイは早くもノックアウトパンチされぎみです・・・・・・


ひらめき
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(ジェイ)
posted by キックオフNZ at 05:53 | Comment(7) | TrackBack(0) | ニュージーランド

2005年04月21日

モーテルクリーナー

モーテルクリーナー


の仕事をはじめて、3週間が経ちました。晴れ


私が働いているのは、タウランガのシティにある、豪華なモーテルです。


いつかお伝えしたように、モーテルというのは、車で行けるホテルのようなところで、各部屋の前に駐車し、部屋には、バス・トイレ・キッチンがついています。豪華と書いたのは、このモーテルには、


なんとexclamation

20部屋あるホテル

全ての部屋に、パスワード

ジャグジー(泡が出てくるお風呂)がいい気分(温泉)

付いているんですっexclamation×2exclamation×2exclamation×2





ニュージーランドに来てから、すっかりバスダブ生活から遠ざかっている私。毎日ジャグジーを磨きながら

「むしろ私が宿泊したいっ!」

と思いつつ仕事をしています。




さて、仕事内容はザっとこんな感じです。

バスルーム 

:壁・鏡・水道まわり・お風呂・トイレを拭き、タオルや石鹸の数、トイレットペーパー

のストックなどをチェックし、補充する。

キッチン:

出ている食器を洗ってしまい、コーヒー・紅茶・ココアなどを補充。冷蔵庫の中を拭く。

リビングルーム:

ベットメイキングをし、テーブルや棚を拭き、ブラインドにはたきをかけ、最後に掃除機をかける。Welcomeキャンディー3つも忘れずにっ♪



覚えるのが大変だったのは、拭くところによって、

洗剤の種類(色)

が違うこと。タイルなどの汚れ落し(ピンク色)、ガラスや鏡の汚れ落し(青)、その他のサーフェスを拭くもの(緑)、などと決まっています。最初それを覚えるのが大変で、いちいち自分で作ったメモをみたりしていました!



仕事の中でも、一番大変なのは、


ベットメイキング。


大体がダブルベットを2人ですることが多いのですが、一人でしなければならないときなどは、シワが出来ないように、何度も右と左を行ったり来たり行ったり来たり。しかも重いマットレスを持ち上げなければならないので、腰痛になることももうやだ〜(悲しい顔)


何度かウルグアイ人の女の子とペアでやった時は、2人ともイージーゴーイング過ぎる性格のため、

「doesn’t matter(笑)」

と繰り返しながらやっていたら、、、さすがにお客様に対して申し訳ないベットが出来上がり、爆笑!!わーい(嬉しい顔)


今日誰がコレに寝るの〜?って。結局やり直しましたけどねっ。決定



それにしても、モーテルのクリーナーは、私が日本でやっていたOLとは全く違う仕事とはいえ、、、最初は誰かのアシスタントにつき、次第に一人でやるようにまかされて、たまに「ここは違うよ。次からこうやってね。」アドバイスされるときは素直に聞けるときと、人によって言うことが違うよっ、と思うこともあったり、その後は自分の中での要領や改善点が出来てきて、ある意味少しずる賢さも覚えたりして・・・というのは、


「あー、仕事ってこんな感じだったなぁ」


なんて改めてのんきに思ったりしています。



今のところは、オーナー夫婦が本当にフレンドリーでモーニングティータイムにケーキを焼いてくれたり、ホリデーを取らせてくれたりと、人に優しくて如何にも


“KIWI夫婦”。かわいい


この頃ネイティブの人達と接する機会が少なかったので私にとっては良い勉強の場です。利用しなきゃっ。



ワーホリ生活というのは、予定は未定。仕事はいつまで続けるかは分かりませんが、人とのつながりはいつまでも続けて行きたいな。と思える人に会えて本当に良かったでするんるん


chitomo_210405_1.jpg





chitomo_210405_2.jpg




写真は、ジャグジーと、ベットメイキングの図。どちらも、ゴージャスが故に、掃除が大変だぞっ!!(笑)



ひらめき
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キスマーク

(チートモ)
posted by キックオフNZ at 05:14 | Comment(12) | TrackBack(0) | わたしの出会った人たち

2005年04月20日

ガールズトーク

みなさん、こんにちは!パーマストンのジェイです。揺れるハート


風が強いパーマストンは台風お日様が出てもかわいい気温がなかなか上がらないので、雪冷え性のジェイには大変な季節です。もうやだ〜(悲しい顔)


さて、相変わらずジェイはアサイメントが重なり忙しい日々ですが、


友達同士で

アサイメントを

一緒にする、



というか一緒に計算問題などを照らしあったり、レポートのトピックを書いたりする友達が何人かいます。



みんな女の子

なのですが、


それぞれ違うバックグラウンドを持った人間が集まったのでとても面白いです。


まずはジェイですね、

マオリの女の子に、

パキハ(白人という意味)のすでに旦那様あり☆、

トンガ出身、

そして時々ブラジルと

ジンバブエ出身の女の子たち


が飛び入り参加したりします。


みんな基本的に会計学部か会計の専攻なので取っている単位が一緒のことが多いので、クラスにいるときもかたまって座っているのですが、これが


かなり楽しいのです!わーい(嬉しい顔)


必ずしも英語が母国語な人がリーダーシップをとるかというとそうでもないのです。

結構ジェイが勉強会を計画している!なんてこともあります。やっぱり勉強得意な子も嫌いな子もいるので様々ですが、日本で友達と勉強してて違うなと思うところは


ズバリ積極性です!!パンチ


やはり女の子なので、みんなが一斉にしゃべっているときもあれば、誰かが雄弁を振るっているときもあるのですが、相手の言っていることを悪びれた様子もなく真っ向から否定してきたりします。

例えば、会計なのである商品の経費などを計算するときに、ジェイが

「ジェイはトータルで$21.72になったよ。」




「違うよー!!」




ぐらいの勢いです。そしてあとから、

「あ、やっぱ、ジェイ、正しかったね・・・・あたし、この部分足し算するの忘れてた。」

なんてまた悪びれた様子もなく言うのです。一番最初に言われたときは、まだ慣れていなくて

「なんでそんな言い方するのーーexclamation×2もうやだ〜(悲しい顔)

なんて心の中で叫んでいましたが最近は、ジェイも負けじと対抗意識メラメラです。爆弾


たまにジェイも雄弁、ふるってみちゃったりなんかして。

結構いい気分になっちゃったりして。



なんせこのような会計の計算は基本的に簡単なのですが、一人こけるとみなこける状態で、ひとつ間違えるとあそこ、ここもという具合に計算しなおして、最悪の時にはレポートの結果を書き直し!なんていう状態に陥ります。

だいたいいつも勉強会の最後には

「あの教授最悪!こんな課題できっこない!」

とか

「あの子、クラスでうるさすぎ!」

などど数数のグチ、不満などを言い合って終了というのが最近のパターンです。そう考えると、


どこの国も一緒だなぁ


と思います。こういう風に国籍やバックグランドが全く違うのでとっても刺激的で、こういうのが


インターナショナル


なんだなと感じました。お互い助け合って、いいスコア目指すぞー☆


ひらめき
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(ジェイ)
posted by キックオフNZ at 05:55 | Comment(5) | TrackBack(1) | 学校

2005年04月19日

名前って

チートモ@タウランガです。晴れ


今日は日本人同士の


名前の呼び方


についてです。



NZや欧米では、通常ファーストネーム1


で呼び合いますよね。そのため、こちらでは、もちろん日本人もファーストネームかその略などの愛称で呼び合うのが普通です。



しかし、、、


日本人同士って

相当仲良くなるまで、

ファーストネームオンリー

(呼捨て)で

呼び合うのに

少し抵抗が

ありますよね。モバQ




そこまで仲良くないのに、呼捨ては失礼かな。とかいった感じで。

「遠慮」という美しき日本文化っexclamation×2



そのため、私たちも他の国の人を交えて英語で話す時には、「○○」とファーストネームオンリーで呼び合っているにも関わらず、いざ本人と日本語で話す時になると、なぜか自然に

「○○くん」犬

「○○ちゃん」猫



などと呼んでいることにこの頃気づきました。考えてみたら結構おかしいコトですよね(笑)



同じフラットに「ツトム」という日本人が住んでいるのですが、私たちは日本人同士の日本語の会話の中ではずっと


「ツトムくん」


と話していたので、最初ドイツ人の友達は、なんと彼の名前は、


「ツトムック」


だと思っていたんです!(笑) 同じく私は「メグミ」を「メグちゃん」と呼んでいたので、「彼女の本当の名前は何?メグチャ?」と聞かれたりしました。



そっかぁ。

友達同士で敬称をつけたりしない文化では、アレクサンダーをアレックスのように略することはあっても、「さん・くん・ちゃん」など何かを足して呼ぶことがない


ようで、不思議に思ったようです。



また、外国人の人が日本人の人を紹介してくれた時、聞き取るのに相当苦労します。でも日本人同士だから忘れたら失礼かな。と思うので尚更!


このフラットに来た日にオーナーに、

「チートモこちらは、シガィルゥだよ」

と紹介されたことがあったのですが、

「ん?シャガール???じゃ、無いよねぇぇ。ん??もしかして日本人じゃないのかな・・・???」

なんて思っていたら、彼の名前は「シゲル」でした!!

シゲル君のことは、日本語で話す時は、普通に「シゲル君」と言いますが、皆の中で英語で話す時は、「シゲィルゥ(アクセントはゲ)」といった感じに発音している私。あえて変えているつもりは無いのですが、日本語の発音では聞き取ってもらえないせいか、自然にそうなってしまいました。



中国人や台湾人や韓国人(少数の日本人)は発音が難しいので、


イングリッシュネーム


をつけますよね。私も、もしイングリッシュネームをつけるんだったら何がカッコ良いかなぁ。なんて勝手に思ったりして。



日本では自分の携帯電話のメールアドレスを決めるのさえ、色々考えちゃうぐらいだから、(余談ですが、携帯電話のメールアドレスって、ノーマルな名前で行くか、少し変わった名前にするか、その人の人となりが出て面白いですよね。ちなみに私は迷惑メールが来て以来、身長163.6cmを入れていました。笑。)一生使うだろうイングリッシュネームを決めるのは相当勇気が要りそうですよねぇ。



ということで、今日もまたひとつ海外に来て日本のこと(敬称について)を再認識です♪



chitomo_190405_2.jpg





chitomo_190405_1.jpg





写真はマウントマンガヌイにて。まだまだ残り少ない夏を満喫中です。



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(チートモ)

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2005年04月18日

中国人

みなさん、こんにちは!パーマストンのジェイです。揺れるハート


週末はどうでしたか?パーマストンは急に気温が下がって、秋を通り越して冬に入ってしまったようです。電気毛布が欠かせなくなりました。



さて、ジェイは日本で起きていることはインターネットでのニュースやコラムを読むことでしかわからないのですが、最近


中国での反日運動


があちこちで起きていると読みました。

マッセイ大学のビジネス学部では、今年でこそ少なくなりましたが、ジェイが大学で勉強し始めたころはクラスの半分以上が中国人ということも珍しくないほど中国人が多いのです。日常的に中国語が聞こえてきたり、中国人を見かけたりする


ジェイにとって

このニュースは

衝撃的でした。

正直に言うと

かなりショックでした。




大学にいる大多数の中国人は同じ故郷を持つということで、いつもグループでかたまっていることが多く、どちらかというと内向的な面があるように見えます。言葉の壁もあるのか、授業中は発言したりもしますが中国語を話さない国の人、キウイやほかの国からの留学生も含め、そういう人たちにはあまり興味がないようにも見えたりします。



その中国人が、ひとつの国籍、または国に対してあれだけ激しい暴動を起こすことができるのかとっても不思議でなりませんでした。


そして日本人として、とても悲しいと思いました。


また、暴動まで起こさなければならないほど、愛国心や自分の国に対する情熱があることにびっくりしました。


日本では、一時期「若者の無関心」という言葉が広がりましたが、そんな問題はどこへやらという感じがしました。




ニュージーランドにいるジェイとどう関わりがあるのかというと、やはり安全面です。


ニュースを読んだ瞬間、ジェイは正直に言って背筋が凍りついたようでした。ニュージーランドにいる中国人はきっと本国にいる中国人より暴動の精神的影響が少ないとは思いますが、ニュースの中でネット上で反日運動を呼びかけたり、日本政府のホームページに攻撃を計画したりと

国境は果たしてどれだけの意味を持つのか

不安になりました。


きっとこういうことは日本にいたらほとんど考えないことだと思うのです。大多数の日本人の中にいて中国人と接する機会というのはジェイが日本にいた18年間一度もありませんでした。しかしニュージーランドでは、例えば今の会計のクラスには中国人は10人くらいいます。日本人はジェイとジェイのボーイフレンドくらいです。10人でよってかかってこられたら・・・・・なんて考えるのは考えすぎだと思いますが、

もし中国人が少しでも日本人に対するフラストレーションを持っていたら・・・・・と考えるのはやはり悲しい、寂しいことです。



海外に出ていろいろな国の人たちを接する機会が増えるにつれ、いろんなことに敏感になるようになりました。


「日本」という国をしょっているのと意味的にはそう代わりはないと思っています。たまにまだ日本にはサムライがいると思っている人がいたり、ハラキリしてけじめをつけたりすると思っていたりと誤解している人たちもいるので、きちんとした真実を知ってほしいと思います。


世界でも品質はトップクラスの、「”日本製品”を買わないようにしよう!」なんて言われてしまうのは本当に寂しいことです。


一日も早く落ち着いてほしいと思います!


ひらめき
難しい問題ですね、という方。
私もそう思います、という方。
認識が間違っています、という方。
この問題で語りだしたら止まらない、という方。
もう一度じっくり勉強してみます、という方。
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むかっ(怒り)




(ジェイ)
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2005年04月16日

がんばる

「留学に来る時は、


夢と希望


を持ってきました。でも、今はなんとなくやる気もなくなって、


まあいいか、


という感じです。そんな自分が嫌になる時がありますし、このまま行けばどうなるのだろうと不安に思うこともあります。」




「同じ留学生の友達と一緒に遊んで帰っても、次の日、友達はちゃんと宿題をやってきています。どうして?いつの間に?と思いますが、私にはできません。


なんとなくだらだら


と時間を過ごしてしまいます。そうこうしているうちに、私だけ人から遅れをとっているように思います。何かが違うように思います。どうすればいいのでしょうか?」



よく聞く話です。ほとんどの留学生が一度くらいはそんな気持ちになるのではないでしょうか。




ワーキングホリデーで海外に来ても、最初はいろんなことに挑戦しようといろいろがんばってみますが、気がつけば、なんとものんびりした時間ばかりを過ごしていることに気がつきます。


海外の大学に通い始めても、言葉の壁や生活の違いについていけず、日本を出る時に持っていたわずかな自信もいつの間にか失って、ただただ目の前のことに追われています。


高校留学をしても、いつも日本人の友達と一緒にいて、「日本より窮屈で不便」な生活が嫌になってきます。








結論から言えば、


「がんばるしかない」



のです。でもそれではあまりにも簡単すぎる。では、どうすれば「がんばれる」のか?どうすれば「がんばる」気が起こるのか?という問題です。


ポイントはふたつあると思います。


「時間」と「目標」


です。


人は誰でも今日と同じ明日が来ると思っています。今日学校に行って帰ってきたように、明日も学校に行って帰ってくる。明日の同じ時間は今日と同じところで同じようなことをしている、と思っている。確かにそうかもしれない。経験則で行けばほぼ間違いなくそうです。昨日から今日への時間の流れと今日から明日への時間の流れが、大きく違うことは予想できない。


でも、


ひょっとしたら

違うかもしれない。



昨日から今日が同じように流れていても、今日から明日が同じように流れるとは決まっていません。誰も保障はしてくれないし、誰もわからないのです。ひょっとしたら、まったく違う明日が来る可能性も、ゼロではないのです。交通事故にあうかもしれないし、日本に帰らなければならない出来事が起こるかもしれない。病気になるかもしれないし、天災が起こるかもしれない。突然発狂するかもしれないし、記憶をなくしてしまうかもしれない。先週買ったロトが大当たりするかもしれないし、犯罪に巻き込まれるかもしれない。


今日の新聞を少し読んで見れば、「そんなことあるわけない」とは誰も言えないのです。






また、自分の過去を振り返ると、ずっと同じように流れてきたと思っている時間も、どこかで、


その流れを

変えた瞬間



があることに気がつきます。入学や卒業など予定通りの流れの変化もそうですが、

「この人に会った瞬間から人生が変わった」とか、

「この瞬間に留学を考え始めた」とか、

「この日から、仕事を辞める準備を始めた」とか

いう「時」があります。その「時」を挟んで「前日」と「翌日」では流れが変わっています。昨日と同じ明日ではなくなっています。現在留学をしている人などは、そんな瞬間がきっとあったのだと思います。



こう考えると、また流れが変わる瞬間が来るかもしれない。それが今日かもしれないと思えます。



同じようにずっと流れ続けてきて、同じようにずっと流れ続けていくと思っていた時間の流れが変わる。その「時」は必ず来るということです。つまり、今日と同じ明日が来るとは限らないということです。明日や次の瞬間は、実は見えていないのです。


それは言い換えれば、


今日だけが確実な時間、


今だけが自分が持っている

唯一の時間だ



ということです。

そして、今日という唯一確実な一日をどう生きるかを考えることが大切だということです。



では、その唯一確実な時間である今、何をすればいいのか。今だけを見つめていればいいのか。今日がよければそれでいいのか、それでは刹那主義ではないのか、ということです。


足元が大切だという。足元をちゃんと見ろという。でも足元だけを見ていたら、次の足をどこに踏み出すべきかがわからない。足元以外にどこか見る必要があると思う。それはどこか?と考えた時、出てくるのが


「目標」


です。

例えば、高校留学の先に、海外大学留学という目標があれば、今日やることが少しだけ違ってきます。今日やるべきことがちょっとだけクリアになってきます。ワーキングホリデーの先に、海外移住という目標があれば、今日の仕事の仕方も少し変わってきます。大学留学の先に、海外起業という目標があれば、今何を考えるべきかを考えるようになります。



決して刹那主義ではなく、想像以上に大切な今日という一日をどう生きるかを考え、それを考える上で自分の目標を見つめなおす。

明日が確実なものであるという漠然とした期待を一度脇へ置き、自分の目標に目をやりながら、とりあえず今日だけを精一杯生きてみる。






それが、「がんばる」ということではないでしょうか。





なんとなく時間に流されて「がんばる」気力をなくしている時、あっという間に時間が流れてあせっている時、以前に持っていた夢や希望を見失ってあきらめ始めている時、こんなふうに「がんばって」みてもいいかもしれません。



ひらめき
なるほど、という方。
わからない、という方。
違うよそれは、という方。
相変わらず文章長いね、という方。
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(Kickoff-T)
posted by キックオフNZ at 11:13 | Comment(6) | TrackBack(1) | Kickoff-TのHard Talk

2005年04月14日

スロベニア人から

チートモ@タウランガです。晴れ


この間も書いたように、今はバックパッカーズが経営するフラットに住んでいるので、


いろいろな国の人に

出会います。

わーい(嬉しい顔)ちっ(怒った顔)がく〜(落胆した顔)もうやだ〜(悲しい顔)ふらふらドコモ提供犬猫モバQ雪



この間、

スロベニア人の友達に日本から持ってきた、鎌倉特集の雑誌を見せました。


日本の雑誌など見るのはもちろん初めてだった彼は、まず最初に雑誌は


右開き


だったため、1ページ目がこちらの通常とは反対側にあることにビックリexclamationむかっ(怒り)


そして次に日本語が


縦書き


で書いてあるのを見てビックリexclamation×2むかっ(怒り)むかっ(怒り)


していました。そして、こっちの方がビックリさせられたことは、

栗ようかん

の写真を見て、


「おーーおーーー、フォアグラかぁ。

ウマそうだなぁ」レストラン


と言ったことです(笑)。

「ちがうよーー。フォアグラじゃないよ」

と言ったところ、

「じゃ、コイツはナンだ?」


と聞かれました。うっぷす、、、、日本人が当たり前と思っていることを説明するのは結構難しいですよね。

えっとぉ、、とうろたえながら、まず他のスイーツにも沢山使われている、アンコを説明。(小豆と砂糖を煮てつぶして作ったものという感じで)その後ようかんの説明に入ったのですが、結局あまり分かってもらえなかった様子。

「オレにはフォアグラにしか見えないね」目

といった彼。その上、その後フランス料理のページに、フォアグラのソテーなるもの(見た目はお肉ステーキとほぼ同じ)が載っていたので、

「あ、これがフォアグラだよぉ」

と言ったところ、、、

「え?違うだろ。本当にフォアグラ知ってるの?」

といった感じで信じてもらえなかったです(笑×2)



彼は日本の着物の記事を見て、


beautiful!ぴかぴか(新しい)


と繰り返していました。日本の男性で着物に興味を持つ人は少ないかもしれないですが、彼は興味シンシン。その後私が小さい時のひなまつりの写真を見せたところ、着物姿とストレートのおかっぱ頭に感動していました!



外国のものは、違いがあるから余計興味が沸くし、自分の国のものは当たり前だからかえってあまり深い知識がなかったりしますよね。あと、説明しているうちに、今まであまり意識していなかったことでも、あ、こういうことなんだ。と自分で分かって納得したりして!



日本を出るときに日本について沢山知っておいた方が良いよ。


といわれましたが、こういうことなんだなぁ!と実感しましたるんるん


chitomo_140405_1.jpg



chitomo_140405_2.jpg




今日の写真はタウランガ近くの町にあるKIWIの観光スポットより。そのとなりにはクラシックカーの博物館があります。私のお気に入りは四角い白い車でした。名前は忘れちゃったけど・・・。



栗ようかん食べたい!という方。
フォアグラなんて食べたことない、という方。
私も着物に興味あります、という方。
私もこの写真のところ行ったことある、という方。
学生ブログランキング、なかなか上がりませんね、という方。
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(チートモ)
posted by キックオフNZ at 05:02 | Comment(10) | TrackBack(1) | わたしの出会った人たち

2005年04月13日

新しいバイト

みなさん、こんにちは!ジェイです。揺れるハート


夏ももう終わったというのに、パーマストンは珍しくほんわかした気候で、なんとなく気分もうきうきしてしまいます。わーい(嬉しい顔)



さて、最近のジェイと言えばおなじみホストマザーのスーザンの親友メラさんがジェイに


アルバイト


の機会を与えてくれました。手(グー)


メラさんは大学から委託という形での学生寮を一括して管轄している会社のマネジャーをしているのですが、最近会社のトップマネジメントが代わり、新しいバイトのポジションが


オフィスの中のちょっとしたキオスク


にできたそうなのでジェイにチャンスを与えてくれました。

基本的にはそのキオスクの商品をオーダーしたり、棚に並べたり、返品したりと一通り責任のある仕事らしいのです。その間に来る電話や生徒の対応もするそうです。

ニュージーランドに来てから、

皿洗い→

ウェイトレス→

引越しやさん、



そして今度は


レジのお姉さん

兼OLさん



ということで、また新しい経験ができそうで、わくわくしていますexclamation


月曜日はトレーニングということで、一通りのことを教えてもらったのですが


憶える量が半端なく多いのです!!!がく〜(落胆した顔)


ニュージーランドだなぁと思った所が、レジで商品ごとに値段のついたボタンがあると思うのですがそれがきちんと現在の値段と合っていなかったり、ほとんどのものはもうすでに置いていなかったりとただレジのボタンの配置を憶えるだけでなく、細かい商品の値段やボタンのない商品については他のボタンで代用したりと、


とっても複雑どんっ(衝撃)


なのです!!一度きちんと、アップデートすればいいだけなのに。ジェイをトレーニングしてくれたお姉さんのリズも


「アップデートするっていいつつもう1年半くらいしてないのよねぇ。」


なんて呑気に笑っているのです。おかげでレジの周辺は商品の現在値段や事細かいメモだらけで肝心のボタンが見えないこともしばしば。

「値段がわからない時に見てね!」

なんて言われた値段のリストも本来は3枚あるそうなのですが、うち2枚は行方不明・・・・・(笑)極めつけはトレイナーのリズのこの一言。

「もし長い行列ができちゃって、パニックになったら

このくらいの値段だろう!というボタン選んでお会計しちゃえばいいよ!

裏技よ(笑)」



そんな馬鹿なーーexclamation×2


ジェイがもし生徒だったら、こんなところでおちおち買い物していれれません。

まったく同じ商品でも買うごとに値段が少しずつ違うなんて、日本では有り得ないですよね。この適当さがニュージーランドっぽいなぁと思いました。


ひらめき
さすがニュージーランド、という方。
日本でもそうですよ、という方。
私もレジのアルバイトしています、という方。
大変ですね、という方。
学生ランキング、下がってきていますよ、という方。
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(ジェイ)
posted by キックオフNZ at 04:39 | Comment(8) | TrackBack(0) | ニュージーランド

2005年04月12日

ダメ出し!

先日も書きましたように、こちらでの生活を満喫している私ですが、晴れ

この頃ちょっとした

ダメ出し

をされてしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)


日本に居た頃から一人暮らしをしていたため、

何でも自分で決めて自分で責任を取るのが基本となっていた私。


NZに来ても、

学校にいったり、家

旅行を計画したり、飛行機

一人で長距離運転をしたり、車(RV)


全て自分で自分でと、何に対しても集中しなければならなかったんです。簡単に言うと


ずーーーっと気が張ってた


んですね。


しかしタウランガに来て、フラットなどで共同生活をしてリラックスできる仲間たちとゆっくりのんびりした時を過ごしていたため、眠い(睡眠)

完全にスイッチOFFの休眠状態が長く続いていました。


日本で会社に勤めていた頃はスイッチONの時とOFFの時を使い分けて、仕事とプライベートの時間を区切ってメリハリをつけるのが好きだったのですが、今は、

OFF−OFF−OFF


自分でホテルのクリーナーの仕事をはじめたりと、スイッチONを試みたのですが、上手くいかず、


「最近何事にも集中出来ないなぁ。」


と薄々は感じていました。



その中で一番マズイのは英語のレベルが低下しているコト!バッド(下向き矢印)

外国人と話しているのに、自分の思考回路を停止して話していたようで、「もっと聞こう・もっとしゃべろう!」という基本的な姿勢が欠けていました。最近それを察知したドイツ人の友達に、


「もっと英語の勉強した方が良いよ。君とのコミュニケーションはたまに困難だ。特にYesとNoをもっとハッキリ言って欲しい。」


っと言われてしまいました。


シーョックがく〜(落胆した顔)exclamation×2


語学学校に通っていたころは、そんなにレベルの高くないクラスだったので、学生の時の英語の知識の貯金が効いたのか、テストなどの点も結構良かったので胡坐をかいていたみたいです。でも!!その友達の一言で、全て停止状態だった私の思考回路が、クルクルっと正常に働き始めました。

「そうだ!

こんな力を抜きまくってる

場合じゃないっ!」


と。



最初はショックだったのですが、「本当に心配して指摘してくれる友達がいて、しかも指摘してくれるということは、皆は私とコミュニケーションを取ろうとしてくれているんだな。それは本当に幸せなコトだなぁ。」と思い、次の日には

「言ってくれてありがとう。」

とお礼が言えました。

あと、YesとNoがハッキリ言えないことについては、日本人は断るのがヘタだからNoでも何か理由付けしたくなったり、相手の立場に立ったらどっちが良いか。って考えて返事が遅くなってしまっていたんだけど、それが余計混乱させてたみたい。これからはハッキリ言うようにするね。と伝えることも出来ました。



語学学校卒業後、


自己努力を

欠いていた私。



私は英語学の勉強というよりも、コミュニケーションツールとしての英語が出来れば良いや。と思っていたのですが、それさえ低下して来ていました。

ここでストップしなければっ!!


ということで、今は久々に英語の勉強に意欲が沸いてきています!


chitomo_120405_1.jpg



chitomo_120405_2.jpg






今日の写真は赤と空のコントラストです。クリアーな空だから赤が映えてます!

ひらめき
さすがチートモ、という方。
私もがんばろうと思う、という方。
英語力はなかなか伸びないねー、という方。
ワーホリは難しい、という方。
最近ランキング落ちてきていますよ、という方。
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(チートモ)
posted by キックオフNZ at 05:23 | Comment(15) | TrackBack(0) | ニュージーランド

2005年04月11日

カップル

みなさん、こんにちは!パーマストンのジェイです。揺れるハート


週末はいかがお過ごしですか??

ジェイは2週間の中休みもこれを書いている今日、日曜日でおしまいで、明日からまた学校が始まります。


さて、ジェイは今勉強している単位で、


「Estate and

Tax Planning」



という言葉の意味はわかるんだけど、微妙に訳しにくい単位を取っています。いす無理やりですが直訳すると


「財産と税金に関する

将来計画」




となるでしょうかexclamation&question

つまり、


遺産相続や離婚などによる財産の分配、税金を効果的に法律にのっとって、いかに少なくするか


などを勉強します。その単位の課題をやっている時に、


「ニュージーランド

やるじゃん!」ひらめき



なんて思ったことがありました。人によっては死ぬ前に遺言書などを書く人もいますが、必ずしも全員が遺書を残すとも限らないので、遺書を残さなかった場合の財産相続のルールなどについて調べていたところ、


「財産相続の権利は

“De Facto Partnership”にも

適用される場合がある。



と書いてあるではありませんか!!!


つまり、カップルであれば

法律上入籍していなくても、入籍してる人と同様の権利が与えられる場合がある

ということなんです。しかも、カップルは必ずしも


男性と女性でなくてもいいトイレ


と注意書きがありました。この「事実婚関係」として認められるためには、片方が死んだ時に2人が一緒に住んでいることが基本ですが、その他性的な関係があったか、金銭面または家事面での貢献はどのくらいあったか、一緒に所有していた財産はどのくらいあったかなど様々な事を考慮して決定されるそうです。


でも基本的には3年以上同棲していれば、関係があったとみなされるそうです。


例えば、もしジェイがボーイフレンドと付き合いだしてからすぐ同棲したとします。もう付き合いだしてからかれこれ3年以上経つので、これでボーイフレンドが事故などで亡くなった場合、


ジェイは

ボーイフレンドの

車やステレオなどを

相続する権利が

与えられる

かもしれないのですexclamation×2わーい(嬉しい顔)



また事実婚関係から持たされた子供もきちんと、故人の子供として法律で認めるそうです。


調べていくうちに特に離婚することに抵抗がないウェスタン的な考え方かなと思いました。正直、

法律も結構実社会に基づいているじゃんexclamation

なんて驚いてしまいました。

30年以上も愛人として、やっと正式な妻の座を手に入れた人もテレビに出ていましたしね。テレビを見ながら、「この人、特に入籍しなくてもニュージーランドの法律じゃ財産相続できるのに・・・」なんて思っていたジェイでした。

日本でも実際に入籍はしないけれど同棲しているカップルのことを「事実婚」というのが一般的に広まってきたのではないかと思います。男性と女性のカップルだけではなく、例えばお年寄りで一人暮らしもなんだからと一緒に助け合いながら暮らすおばあちゃん、おじいちゃん達もいるそうです。


これを機会に、日本ではどのような法律になっているのか調べてみようかなと思いました。


ひらめき
興味深い話だ、という方。
それは問題がある、という方。
私もデファクト状態です、という方。
よくわからない、という方。
もう少し勉強が必要だ、という方。
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(ジェイ)
posted by キックオフNZ at 04:40 | Comment(6) | TrackBack(0) | ニュージーランド

2005年04月07日

栗!

この頃、日に日に涼しくなってきました。晴れ


夏好きの私としては、寂しい限りです。もうやだ〜(悲しい顔)


でも!夏が去ってしまうということは・・・・、、


秋がやってくる


ということですねぴかぴか(新しい)


今日は秋の空。夕暮れに照らされて羊雲がキレイに輝いていましたぴかぴか(新しい)



この頃友達何人かが、ナッツ農園に行き、


栗(chestnut)のピッキング


の仕事をしてきました。


当初KIWIの人達はあまり栗を食べず、中国人をはじめとするアジア人が来てから食べるようになったという話も聞いたのですが、実際ヨーロッパの人達に聞いてみたところ、日本人と同じように、栗を炒って食べるようです。


「寒い日に道で炒った栗を売っていると、匂いに引き寄せられて、思わず立ち止まって買っちゃうよね〜!」


という話になりました。どこの国でも一緒なんですね♪



さて、その友達たちが農園の方においしい栗の食べ方を教えてもらってきました。


レシピは以下のとおりです。

◇1.栗の殻をむく(甘皮はむかなくてOK)

◇2.15分〜20分ほどゆでる

◇3.フライパンにバターを入れて強火で、炒る

◇4.ガーリックソルトを加える(なければ、にんにくと塩でOK)

◇5.良く混ぜる




これは、私達が知っている栗の概念をくつがえすもので、雷


「別物!」


という味でした。


栗とニンニクというコンビネーションが実に絶妙で新種のピーナッツという感じでした。しかし、とっても美味しい反面、とってもヘビィー!!胃にもたれそうなので、1つか2つで充分と分かっていながら、食べ過ぎてしまうのが悲しいところ。写真を撮っていなかったので残念でしたが、是非お試ししてみてください。



また違う日には、


栗ご飯


を作りました。


みりんとお酒がないので、味付けは、しょう油と砂糖とダシの素です。

こちらに来ると、材料がそろわない中、料理をするので、皆、結構クリエイティブに作ります。レストラン


少ししょう油が多すぎましたが、それなりに秋の味を堪能できましたよキスマーク



海外に来たら、


余計日本食を


作りたくなりますよね。





これからも旬のものを探して料理したいと思います。


chitomo_070405_1.jpg




chitomo_070405_2.jpg



写真は、栗ご飯とマウントマンガヌイの夕暮れです。



ひらめき
栗ご飯いいですね、という方。
もう栗の季節か、という方。
きれいな写真だ、という方。
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(チートモ)
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2005年04月06日

生涯学習

みなさん、こんにちは!パーマストンのジェイです。揺れるハート


パーマストンの夏はすっかり姿を消して、秋がどんどん深まってきました。朝夜はとっても寒いので、パジャマの上にはフリースを着て寝る時もあります。ムード



さて、ジェイは今学期

通信制で、Financial Accounting(財務会計)の単位を取っている

のですが、今週の月曜日、火曜日と2日間、その通信制の学生のための


コンタクトコース


という授業がパーマストンのキャンパスで行われました。通信制でこのペーパーを取っている学生がみんなで集まり、


合宿


みたいなのを行うんですよ。

朝の9時から5時まで(ランチブレイク40分)、みっちり財務会計漬けです。がく〜(落胆した顔)


このコンタクトコースのとってもいいところは、ニュージーランド各地から色んな人わーい(嬉しい顔)ちっ(怒った顔)がく〜(落胆した顔)もうやだ〜(悲しい顔)ふらふらモバQドコモポイントが来るところですね。


ジェイがディスカッショングループとして仲良くなった人たちの中には、南島から来ている人、ウェリントン、ネイピア、マスタートン、オークランドなど、そして年齢層も高いので、クラスの平均年齢にしたら30代前半ではないでしょうか?さすがに年齢はなかなか聞けないので、ジェイの個人的判断ですが、一番お年寄りで


70歳前後のおばあちゃん


がいました。このおばあちゃん、とってもやる気はあるのですが、時々空回りしてしまいます。というのも、一緒のディスカッショングループにいたのですが、時々今話し合われている論点についてきていない事があったり、微妙に見当違いなことを言ってしまったりするのです。目

ジェイはとなりに座っていたので、一生懸命おばあちゃんに説明しようとするのですが、なかなかおばあちゃんがちゃんと理解しているのかはわかりにくく、大変でした。でもとってもやる気のあるおばあちゃんで、

発言もよくするし、手(パー)

頑張っている姿がとっても心地よかったです。


やはり、いろんな地域の、いろんな年代の人がいると、授業の雰囲気がとっても変わるんだなぁと思いました。

例えば、普段大学の授業では、先生に指されない限り、ほとんどの生徒は先生の質問に答えたりすることはないんです。みんな、答えはわかっているのですが、黙ったままです。たらーっ(汗)

今回のコンタクトコースでは、学びたくて仕方のない40代後半くらいのおばちゃんグループが、前の方に陣取り、先生を質問攻めにしたりします。やはり社会経験がある人がほとんどなのでその人達から出てくる質問も経験に基づいていたりして、とても興味深いものになりました。そして、そういう人達の


学びたいという

熱意爆弾



みたいなものが感じられて、感銘しました。ジェイのイメージでは、日本で自分の両親の世代と一緒に大学で勉強するなんてあまりないと思いました。


このニュージーランドの姿が生涯学習のあるべき姿なのかなと思いました。



ひらめき
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70歳で勉強しているなんてすごい、という方。
私も勉強したくなってきた、という方。
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(ジェイ)
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2005年04月05日

人間関係って。

先日ある方に教えていただいたのですが、サンテグジュペリの言葉で



「人間にとって、

一番の贅沢は、

人間関係だ」



というのがあるそうです。


確かに、人間関係って答えがないだけに色々な形があるから、とっても興味深いですよね。時には大変なこともあるけど、私はどんな人間関係でも常に相手に対して、


性善説を

持ち続けていたいなぁ。わーい(嬉しい顔)



と思っています。



昨日クライストチャーチの語学学校で同じクラスだったスイス人の女の子が私を訪ねてタウランガに遊びにきてくれました。1週間後には、スイスに戻らなければならず、その前の北島旅行で、私に会うためだけに、わざわざタウランガに寄ってくれたんです。

スゴク嬉しかったるんるん



5年ぐらい前から感じているのは、


人との「距離」というのは、

物理的に離れてみて、初めてその人との本当のココロの距離が分かるなぁ。



ということです。

今は、e-mailを初め通信網が発達しているだけに、keep in touchするもしないも自分次第!


例えば、転勤・留学・出産で今まで会社帰りに頻繁に会って何気なくゴハンを一緒に食べていたような、いつも会うのが当たり前の環境から、突然遠くに離れてしまったとしても、その先は、自分次第でまた新たな人間関係が始まるものだと思っています。逆に


物理的に離れてからが

正念場かわいい



みたいな。




逆に自分が願って能動的になれば、その人とのココロの距離は、常に保てるものだと思ってますぴかぴか(新しい)



chitomo_050405_2.jpg




今は、タウランガに来て、大好きな友達たちに出会えたので、私にとって毎日がスペシャルday!


毎日仕事の後にビーチに行ったり、散歩をしたり、一緒に料理を作ったり、お酒を飲んだり、その時々に色々な話をしたり、


人生の中で

本当に贅沢な時間だ



と思っています。



でも、私が住んでいるのは、バックパッカーズが経営しているフラットなので、ほとんどの人は旅人で、長くても2ヶ月ぐらいで他の場所に移ってしまいます。だから、皆、いつまでも贅沢な時間が続くと思っているほど子供じゃない。どんなに楽しくても二度と同じシチュエーションで同じ時は戻ってこない。だから、余計、瞬間瞬間が輝きを増してるんだろうなぁ。と、皆も感じていると思います。。。


色々な国から来ている友達たちも、スゴク楽しい反面、


「NZに来た当初の目的は何だったっけ?

仕事はどうしよう?今後の生活はどうしよう??

これから生きていくのにどうしよう???

国に帰ってからどうしよう???」



って常に頭のどこかで考えているんですよね。仕事・住まいなどを考えるのは、とてもパワーがいること。でもワーホリ生活では、同じ場所で働けるのも学校に通えるのも3ヶ月までなので、状況をコロコロ変えていくのが普通です。でも、そうやって自分と向き合う時間も人生の中で中々ないハズ。明確な答えなんてないけど、私は自分らしく自然体が一番だと思うので、


何が自分らしいのか。


というのをまずは考えてみたいな。と思っています♪



今回の原稿はなんだかオセンチモードなので、セピア色の写真にしました。

使ったのは日本から持ってきた携帯電話(D505is)。カメラ機能だけでも大活躍で皆にびっくりされています。日本製の質の高さを実感します☆


chitomo_050405_1.jpg





ひらめき
いいこと言うね、という方。
いろいろ考えてるんだね、という方。
私もワーホリに行きたくなってきた、という方。
私は性悪説だ、という方。
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(チートモ)
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2005年04月04日

休み、だよね?

みなさん、お元気ですか?
もう2005年も4月なんですね。とっても早いです。

そして、ジェイは今年の4月1日にエイプリルフールとして、

誰かにウソをつく!わーい(嬉しい顔)


のをすっかり忘れてしまい犬、今さらながら



とっても悔しい思いをしていますちっ(怒った顔)(笑)



さて、先週と来週はマッセイ大学では、


「Semester Break」


といって大学の中休みなんです。

今回はこの

大学側が堂々と中休みと称しているにも関わらず

学生側は「そんなの中休みじゃない!!」なんて

考えているのか、考察してみたいと思います!exclamation×2(←はぁ、なんて難しい日本語ダッシュ(走り出すさま)

やはり中休みというだけあって、さすがに授業はありません。
それはそうですね。
でも、なぜかジェイの

課題提出の期限は、中休みの間なんです!


こういうのって、中休みって言うの?なんて思って友達に言ってみたところ、友達も今学期は違うけど、去年は中休みのど真ん中に提出日があったとのこと。

ジェイだけではないようです。


そして、中休みの前後には、


絶対に!




テストか課題提出がある!!手(グー)手(グー)手(グー)




ジェイの場合は、中休み直前に3000語のエッセイが、たらーっ(汗)


ジェイの友達の場合はスペイン語のテストが、雨


ジェイのボーイフレンドの場合はファイナンスの課題が、演劇


という具合です。

そして、中休み直後の月曜日には、ジェイは法律の課題を提出しなければなりません。

ということで、中休みにも関わらず、


全然休んでいる気がしないジェイなのです。



他にも通信制で単位を取っている場合は


「Contact Course」(通称CC)


といって、2日間くらいの勉強合宿どんっ(衝撃)があります。



朝の9時から夜の5時までびっちりその教科について勉強です。

そういうことがあるともう

“休み☆”


なんて、のほほんモード晴れではいられません。

実際にキウイの学生たちの中には、「休みだー!」といって、はりきってパブに行ったり、実家に帰ったりす
る人もいますが、だいたい休みが終わって学校で会うと、


ちゃんと課題を終わらせたりしています。


もう中休みも半分の折り返し地点を過ぎたので、これから頑張らねば!ひらめきです。


(ジェイ)



課題提出がんばれーと応援してくださる方、
ニュージーランドの大学生って大変やなあと応援してくださる方、
ちょっとは休んだほうがいいねーと応援してくださる方、
そうです、ジェイは今日は皆様の応援が必要です。(泣)
応援クリックどうぞよろしくお願いします。

posted by キックオフNZ at 05:41 | Comment(3) | TrackBack(0) | 学校

2005年04月01日

留学の目的

「「ワーキングホリデーに行こうと思ってる」

と友達に言うと、


「ワーキングホリデーって、

ただのホリデーと

どう違うの?

1年後に

日本に帰ってきて

どうするの?」



と聞かれました。

そう聞かれると、どう違うのか、なぜワーホリなのか、自分でもきっちり説明できません。」



「「海外の大学に留学したい」

と、親に言うと、


「なぜ

日本の大学じゃないんだ?」



と言われました。


そう言われると、なぜ海外の大学なのか、自分でうまく説明できません。」






留学にもいろいろあります。語学留学、ワーキングホリデー、大学(院)やポリテクなどへの正規留学など。勉強する学校やビザの種類によっていろいろな分け方があります。最近では、親子留学、シニア留学などのカテゴリーもあります。


先日、「学ぶ」というコラムで、

学ぶのに遅すぎるということはない、

学ぼうと思ったその時が学ぶ時だ、



と書きました。友達がMBAのコースに通っていようが、自分が英語力をつけたいのなら、年齢に関係なく語学学校に通っても全くかまわない、と言いました。ワーホリで過ごす1年も、目的を持っていろいろなことにチャレンジすれば、日本では学べないこともたくさん学べる、とも書きました。




全くその通りです。




しかし、1年とか2年とか留学した後日本に帰って、「何を学んできたの?」と聞かれた時、なかなかうまく答えられません。確実に日本にいるよりは多くのこと、日本では学べないことを学んで来たのに、「これとこれを学びました。」と言えない。


それは、自分が毎日毎日経験したことであって、考えたことであって、自分自身の変化であって、受けたショックであって、出会った人の影響であって、失敗であって、成功であるのだけれども、

自分自身でしか

わからないもの


で、

ひょっとしたら

自分自身でも

わかっていないこと


で、

そんなことを他人に説明するのは難しい。




じゃあ、留学というのは、そこで学んだことは自分だけがわかっていればそれでいいのか、自分の満足のためだけに留学するのか、というと、そうではない。むしろ、留学時に学んだこと、得たものをいわゆる「キャリア」として他人にもアピールする、ということが留学の大きな目的である場合も多い。



それは、

語学留学をしてTOEIC800点とるとか、

ニュージーランドの高校を卒業するとか、

ワーホリの間にスキーのインストラクターの資格を取るとか、

ポリテクでボートビルディングの資格を取るとか、

マッセイ大学で会計学を修了するとか、

それこそMBAを修了するとか、

目に見えるもの、説明しやすい結果を得るということです。そしてそれは、いろんな理由で日本では取得しにくいもので、いわゆる「キャリア」として評価されるものです。




こうやって考えると、留学の目的には大きく2つあります。一つは、自分自身の成長や変化のため。もう一つは、その成長や変化を社会で生かす、あるいはそれをキャリアとして社会に認めさせる目的です。


内的な目的



外的な目的


と言ってもいいかもしれません。




では、最初の質問、

「ワーキングホリデーって、ただのホリデーとどう違うの?1年後に日本に帰ってきてどうするの?」

ということですけれども、内的な目的(具体的な自分自身の成長や変化に対する目的)を持っていれば、ワーホリはただのホリデーとは違ってきます。また、外的な目的を持っていれば、1年後日本に帰ってからどうするのか他人に説明できると思います。

また、「なぜ日本の大学じゃないんだ?」

という問いにも外的な目的をもって答えられると思います。



じゃあ、

「素朴な質問。ワーホリや留学に目的は必要なの?ただのホリデーでいいじゃん。」

と言われそうです。そうです。確かに留学に目的なんかなくてもいいです。ワーホリはただのホリデーでもOKです。以前にも言いましたが、学ぼうと思ったときが学ぶときであり、人が何をしていようが自分が決めた道を行くべきです。



しかし、


あえて言うとすれば、留学やワーホリに対して自分が使った、時間やお金やエネルギーが、留学が終わった後自分にどう影響を与えるのか。それを留学前にあるいは留学中に、ちょっとだけ考えてみてもいいのではないかと思います。



また、留学が終わっても地球上のどこかで生きていかなければならないのです。せっかく大きな決断をして、限られた時間とお金を使うのだから、そこで、留学が終わった後の社会の中での自分のポジションを考えることも大切だと思います。



1日24時間、1年365日、人は何かをして過ごさなければなりません。何をするのかを決めるのは自分自身です。そして、自分で自由になるお金にも限度があります。


留学しよう、と決めた時、その限られた時間とお金と自分のエネルギーをどう使うのか。そして、自分と社会とはどう関わっていくのか。つまり、留学した自分と社会とのバランスをどこでとるのか。それをほんの少しの時間考えてみても損はないと思います。


それを考えた結果が、その人の留学の目的なのではないでしょうか。




ひらめき
なるほど、という方。
それは違う、という方。
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むかっ(怒り)



(Kickoff-T)
posted by キックオフNZ at 14:49 | Comment(6) | TrackBack(0) | Kickoff-TのHard Talk
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