みなさん週末はいかがでしたか?ジェイは引越し屋さんで忙しい分、週末はのんびりとボーイフレンドが餃子を作りだめするのを手伝ったり、ゴルフに行ったりしていました。
さて、今回は引越し屋さんでたくさんのマオリの人と働いてみて気づいた金銭感覚の違いとお酒について少し書こうと思います。
一番びっくりしたのが、給料のほとんどをお酒に使う人がとーっても多い事です。
マオリの人達の会話を再現すると、こんな感じです。
「おい、今日は(仕事が終わったら)どうするよ?」
「飲みだな」
「お金あるのか?」
「この間の給料がまだ50ドル残ってる」
ジェイはへぇ・・・50ドル残ってるんだ。と思いつつ、この間の給料日はいつだったかなぁ・・・・・
えっ?3日前???
お給料は毎週支払われるのですが、先週はクリスマスなどもあったので、もらった金額は200ドルくらいなはず。会話から察するとどうも、毎日飲みに行ってるらしいのです。
親と暮らしているので、生活費はほとんどかからずに、給料のほとんどは酒に消えているらしいのです。
他にも使った金額はわからなくとも、週末は朝3時までバーで飲んでた(朝6時半から仕事なのに)、ビールの空き缶は数え切れないなどなど武勇伝?!が続々と登場してくるのです。
そして月曜日にはどれだけあいつがバカなことをした、誰それがどれだけ飲んで酔っ払ったなどの自慢話が始まるのです。
ジェイが働き始めてから3週間あまり、そしてボーイフレンドは今年2年目ですが、彼らを分析してみると、毎週もしくは去年からほとんどライフスタイルが変わっていないのです。
お酒、特にビールが大好きで、仕事の後も軽く3缶は飲み干してからバーへ繰り出すのが日課と言う人が少なくありません。
先週の木曜日に一緒に働いた、マオリのおばさん、パーニャ(推定年齢45歳)は次の日の金曜日に医者に行って、肝臓の検査をする予定でした。
医者からはあらかじめ、検査のために禁酒するようにいわれたそうなのですが、パーニャ曰く、「そんなこといったって、もうあたしにこうしなさい、ああしなさいっていうには手遅れだよ。」と笑いながら言っていました。
「あー、こりゃ、検査は無理だなぁ」と思っていたら、次の日やっぱり笑いながらジェイに「検査できなかったっさー!!」と話し掛けてきました。そしたら周りにいたマオリのおじさんたち、「イェーイ!そんなもんさー!」と喜んでビールを飲んでいました。
日本でもお酒にお金をたくさん使う人はいますが、それで生活していけなくなったりする人は大多数の一部の人ですが、飲む量でいうとこのマオリの人達ははるかにその一部の日本人を超えていると思います。お酒はほどほどにしてほしいですよね。