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2004年12月02日

アルバイト

冬も終わりに近づいた9月のある日、通りを歩いていた私は、小さなお土産屋さんの『求人募集』の張り紙を目にました。お土産屋さんでアルバイトをした経験があった私は、早速CV(履歴書)を持ってお店に行ったのです。

出てきたオーナーは私のCVに目を通すと「前にもお土産屋さんで働いていたんだね、フルタイムで働きたいの?それでは、こちらから電話しますから。」と言いました。それから数日後、そのお店のオーナーから電話があり、翌日からそこで働くことになったのです。

次の日、朝10時から夕方6時まで働いた後「私は何曜日にシフトに入ればいいですか?」と聞くと「あ、それはまたこちらから連絡するから。」と言うのでその日は帰宅しました。

その夜オーナーから電話があり、明日また今日と同じ時間で働いてほしいと言うので、翌日朝10時から6時まで、その日は地下室の掃除をするようにと言われ、言われた通り地下室を掃除しました。そして夕方6時、「あの、それで私は何曜日に働けばいいんですか?」とシフトについて尋ねると、「それは他の人と調整して、またこちらから電話しますから、今日はもう帰っていいですよ。」と言うのです。
 
2〜3日が経ち、今度は電話ではなくテキストで(ショートメールのようなもの)『明日10時から6時まで働けますか?』と来たので少しルーズだなぁとは思いながらも、細かいことはあまり気にしない性格の私はその翌日朝10時にそのお店に行ったのです。

その日は天気があまり良くなく、お客さんも少なくとてもヒマでした。そして3時になるとオーナーが、「今日はヒマだから、もう帰っていいわよ。今日の5時間分、現金で払うから。あ、お昼30分とったからその分を抜かして、1時間8ドル計算でいいかしら?本当は9ドルだけどそこからTAX引かれたら7.5ドルくらいになるでしょ。今度の日程もまたあとで電話するから。」と言い出したのです。

え、って言うかこないだの2日分はどうなったの?電話するからって、また???頭にビッククエスチョンマーク。これはちゃんと聞いておかなければ、と思い「あのぉ、『今日は』ってこないだの2日分はどうなったの?私8時間、8時間で合計16時間働いたんだけど。」と尋ねると、彼女はこう言うのです。「え?言ってなかったっけ?初めの2日間はトレーニングだからお金払わないのよ。それはあなただけじゃなくて皆はじめはそうなの。」

なぁーにーーー(怒)!?そんなの一言も言わなかったじゃん!!!
地下室の掃除までさせといて、1ドルも払わないのかよ(ムカッ)!!!
これは黙ってはいられない「え、そんなの聞いてなかった。だってそんなこと一言も言わなかったじゃん。」とちょっと反撃に出ると「あ、本当?それはごめんなさいね。でも皆そうしてるから。」と、言葉では『ごめん』と言うものの、全くもってそうは思っていない様子。そしてさらにこう言うのです。「今は冬でお客さんが少ないから、フルタイムでシフトに入れてあげられなくてごめんなさいね。12月になったらフルタイムで入れてあげられると思うからそれまで待ってもらえる?」
!?!?9月から12月まで待てと…??? …全く、言葉も出ませんでした。

「わかった、それじゃあお客さんがいっぱい来るようになったらフルタイムで働かせてね、それまではパートタイムで、必要な時にだけ連絡くれればいいから!!」と言って店を後にしました。その時はすでに『他のバイトを探そう』と決めていました。

しかしそれから今日に至るまで、1度もそのオーナーからのオファーは来ていません。

トレーニングと言って掃除やストックの整理をさせて、その後は知らんぷり。結局はいいように人を使っていただけ?

けど今は新しいバイト先のオーナーがとてもよくしてくれるので良かったです☆

(ちゃやんこ)
posted by キックオフNZ at 05:17 | Comment(10) | TrackBack(2) | わたしの出会った人たち
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