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2004年11月29日

法律はやっぱり...楽しい?

みなさん、良い週末をお過ごしでしたか?ジェイです。
ジェイはだらだらと過ごした週末でした。友達とランチを食べたり、ショッピングに行ったり。

ところで、今回のブログは、ひとつの教科にスポットをあて、英語でいうアサイメント、いわゆる提出課題ですね。
それについて少しお話したいと思います。
これから留学するみなさんにとっては、留学にあたって「どんなことするのかな?不安になったりすることもあるかと思います。ジェイは前にお話した通り、会計学が専攻なので、あくまでも参考にしてくださいね。

例えば、ジェイが前の学期中にとっていた教科、Law of Business Organisation、これは主に法人法(Companies Act 1994)について学びます。
たいていの場合、どの教科もInternal Assessment (提出課題)とFinal Exam(学期末試験)と2種類の方法で評価がくだされます。例えば、この法律の教科の場合、提出課題が評価の30%を占め、残りの70%が学期末試験に課されることになります。提出課題は13週間の学期のうち、2つ提出しなければなりませんでした。

最初の課題はエッセイで、架空のビジネスが与えられ、そこで論争が起こるとします。その論争に法律がどのように当てはまるのか、判例も用いながら、論点を明らかにして論争がどのように解決に導かれるのか、答えなければいけないのです。

もうひとつの課題は、授業中に行われる、テストでした。50分の中で、大きい設問3つに答えなければいけません。これも基本的に趣旨は一緒で、論争の解決方法を判例や法令とともに答えなければいけませんでした。そのためには、有名な判例を覚える事が大前提となって、「例えばこのケースは過去にあった判例とよく似ているので、結論はこうなるのです」という風に答えていくわけです。
ジェイはどちらの課題も半分ほどしか点数が取れませんでした。

ジェイ自身、法律を学ぶ事はとても怖くて、しかも外国語でなんて!と思っていましたが、意外と勉強していくのが楽しくなりました。法律独特の、硬さや正義みたいなのをほんのちょっとだけ、感じ取れたような気がしてきたのです。

最後の学期末試験は、授業中のテストが長くなったようなもので、3時間で大きい設問6つ答えなければいけませんでした。前の学期の評価はまだ発表されていないので、ドキドキしています。法律の教科で一番難しかったのは、ものすごい数の判例を覚える事もそうですが、時間の割り振りでした。特に試験では、1つの設問につき、36分くらいしか使えないので、そのなかで約1000字から1500字くらいは最低書かなければいけないので、指は疲れるし、集中力も切れてきます。スタミナもいるなぁと思っていました。

試験が終わった後、ジェイの脳みそは全く動いてなかったそうです。(友達&ホストマザー談)
余談になりますが、法律の試験では、法令が原文で書かれた本を一冊持ち込むことができます。ですが、第何条に何が書かれているか、ある程度知っておかなければいけないし、いちいち読んでいる時間はないので、気休め程度にしかなりません。

ちょっと長くなってしまいましたね。これを読んで、法律勉強しようかなと思っていた人、幻滅しないでくださいね!

法律は結構楽しいものです!(笑)
posted by キックオフNZ at 10:35 | Comment(5) | TrackBack(0) | 学校
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