タバコの自動販売機なんてどこにもないし、お店でもID(パスポートやドライバーズライセンスなど)の提示を求められます。
まだニュージーランドに来たばかりの頃、アルゼンチンからの友人とスーパーでワインを買おうとした時のことです。彼もまた、NZに来たばかりで私と同じくそんなルールを全く知りませんでした。
≪スーパー≫
店員 「ID見せて下さい。」
友人 「免許でいい?」
店員 「NZの免許もってるの?」
友人 「アルゼンチンのだけど、ダメ?」
店員 「これじゃダメです。」
C子 「国際免許は?」
店員 「パスポートかNZのドライバーズライセンスじゃなきゃダメです。」
C子 「えー、そうなの?だってほら、ここに誕生日書いてあるよ、ほら。」
店員 「ダメです。」
C子&友人 「なんでーーー(怒)!?」
≪帰宅≫
友人 「なんで売ってくれなかったんだろう。オレそんなに子供に見える??」
C子 「うーん、若くは見えるけどティーンエイジャーには見えないよ。」
友人 「だよねー!!」
C子 「私は?」
友人 「若く見えない!」
C子 「えっ?」
友人 「だから、全然若く見えないって!! ビコーズ ユーアー オールド!」
C子 「えーーーっ?(そりゃあ確かにあなたよりは歳上だけど、オールドって…〈T_T〉)」
友人 「あー、ごめんごめん。そうじゃなくて…、オールダー ザン ミーって言いたかったんだよ、ごめんね、ユー ルック ベリー ヤングだよ。」
C子 「うーん、英語はむずかしいな・・・(^^;)」
結局その時は後ろに並んでいたキウイの男の子(どう見ても私より歳下だった)たちが一緒に買ってくれて一件落着だったのですが、何故国際免許じゃダメだったのか、今だによくわかりません。もしかしたら法律でそう決まっているのかもしれませんが、私のアルバイト先(デイリーショップ)ではとりあえず年齢がわかればOKということになっています。
聞いた話によると、もし未成年者にお酒やたばこを売ってしまった場合、お店側が罰金を払わないといけないらしいです。確か今は2000ドルだけど、近々に10000ドル(日本円で75万円くらい?)に上がるらしいとオーナーが言っていました。
とはいえ、よくIDを忘れる私は、店員に断られるたびに「さすがに18歳以下には見えないだろう、まったく。」と思いながらも「若く見られちゃった、うふっ♪」なんて…、ちょっと嬉しい瞬間だったりもするのです。(笑)
(ちゃやんこ)