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2017年05月11日

移民法改正の波

先月に移民局から発表された移民法の改正により、ニュージーランドにいる移民者たちからは不満の声がたくさん寄せられているようです。

かくいう私にも影響が出そうなので、ちゃんと調べてみることに。

先月4月に発表された移民法の改正では、主にワークビザに対しての改正がたくさんあったようです。
学生ビザやワーキングホリデービザに関しては、大きな改正はなかったようなので、留学を考えている人や1年間ワーホリ。という方は今までと、同じ申請方法で大丈夫そうです。

問題はワークビザ。

ニュージーランドでは、自分の持っている技術やもらっているお給料をベースにして、ポイント換算して、申請条件に満たすポイントを持っていれば、永住権の申請をすることが出来る。というシステムでした。
この基本的なシステムは変わっていないようですが、給料の最低額が値上がりし、ロースキル部門では、実質上達成しがたい額になっている。と不満の声があがっているようです。

またロースキル移民者に関しては、ビザの期間が最長で3年。
3年後に、再度申請する場合には、1年間はニュージーランドを離れたのち、再度申請しなくてはなりません。

留学生の立場から言えば・・・・

ただでさえ、英語圏で仕事を探す上でハンディキャップがあるにも関わらず、3年間という期間が決められたことで、採用者側も雇いにくくなるのでは?という懸念があります。

というのも、基本的には採用者は「長く働いてほしい」と思っているわけで、最初から3年間で去ってしまうとわかっている私たち、移民者を採用してくれるのか?という疑問があります。

確かに、日本のように終身雇用(今では廃れてきているかもしれませんが)のようなシステムはなく、実力社会。

スキル、実力があれば、ヘッドハンティングや転職によって、短期間ですぐに職場を離れてしまう人も多い。
というニュージーランド社会ですが、最初から期間が限定されている状況と、されていない状況では、まったく話が変わってきます。

留学を通して、ニュージーランドで働きたいと思っていた留学生たちには、大変な痛手です。ましてや、永住権を取得したいと思っている人には、もっと大変そう。

この移民法の改正も、ニュージーランドへの移民の数が、ここ数年で一気に上昇し、移民の数を減らしていこう。簡単に永住権の取れるシステムを変更していこう。ということです。

ニュージーランド、とくにオークランドの移民数は劇的に上がっているし、まわりを見渡せば、アジア人ばかりということも、確かにあります。

改正の発表はされたものの、今後の移民法の成り行きには注目しておく必要がありそうです。

(サリー)
posted by キックオフNZ at 05:00 | Comment(0) | NZ Life
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